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Green Industry Projectの最上位Level 5にトステムタイが認定

作成者: LIXIL|2021年12月24日

~サプライチェーン全体における環境活動への取り組みが評価~

株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、LIXIL Housing Technology(住宅建材事業、以下LHT)の生産拠点として最大規模であるトステムタイにおいてタイ国工業省が主催するGreen Industry Projectの最上位Level 5に認定されました。11月29日に開催された授賞式では、MOI(Ministry of Industry、タイ工業省)のKhopchai Sangsitsawat事務次官よりトステムタイ 大薮 隆二 Managing Directorに認定のトロフィーが渡されました。

Green Industry Projectとは、タイ国工業省が社会問題及び環境問題に対する産業界の認識向上と国内産業の発展、環境保全を目的に創設した表彰制度で、Level 1からLevel 5の5段階で達成レベルが設定されています。本制度では、自社とそのすべてのサプライチェーンにおいて継続的な環境配慮活動を行い、持続可能な工業発展に貢献した企業を認定しています。

今回トステムタイが取得した最上位のLevel 5(Green Network:環境配慮型ネットワーク)は、自社の環境組織の確立に加え、ビジネスパートナーやサプライヤーなどの活動支援を行い、サプライチェーン全体に環境配慮型ネットワークを拡大したことが評価されました。主要取引先であるサプライヤー170社との環境活動においては環境影響度を考慮した上で進め、特に環境への影響が大きいとされた14社のサプライヤーについては、トステムタイの知見やノウハウを共有し改善活動を合同で実施することでGreen Industry Level2の取得を支援しました。

LIXILは、環境ビジョンに、2050年までに、事業プロセスと製品・サービスを通じて、CO2の排出を実質ゼロにし、水の恩恵と限りある資源を次世代につなぐリーディングカンパニーを目指す「Zero Carbon and Circular Living(CO2ゼロと循環型の暮らし)」を掲げています。自社の事業プロセスにおいては、工場やオフィスでの徹底した省エネ活動、再生可能エネルギーの利用、そして製造プロセスのエネルギー効率化に向けた技術開発を推進することで環境負荷の最小化へ向けて取り組んでいます。

LHTでは、それぞれの生産拠点において環境負荷低減に向けた活動を行っており、毎年6月の環境月間には各工場が成果を報告する「エコファクトリー成果発表大会」を開催しています。この大会は1995年にスタートし、製造過程での省エネ、廃棄物の削減や再利用、水資源の有効活用などの活動結果を報告し、各工場で事例を共有して展開していくことよって、より良い活動へつなげていくものです。

LIXILではこれからも、世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現と持続可能な社会へ貢献するべく、環境ビジョン2050の達成に向けて取り組んでまいります。