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まさにお湯に「ハグされる」感覚、全く新しいシャワースタイル。5分浴びるだけで身体が温まる「ボディハグシャワー」6月発売

作成者: LIXIL|2022年05月02日

株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、お湯にやさしく包まれて温まる、新感覚のシャワー「ボディハグシャワー」を6月1日よりオンラインにて発売します。
特設サイト:https://www.lixil-online.com/bathroom/parts/bodyhugshower/

5分浴びるだけで身体が温まる「ボディハグシャワー」

家族のあり方、働き方、住まい方が多様化した時代。「お風呂の入り方」も人それぞれで、季節を問わずシャワーだけで済ませる方も増えています。ただ、従来のシャワーだけで入浴を済ませると身体が温まることは難しく、肌寒い時は入浴の満足感も小さいものになってしまいがちです。
そこで「バスタブで温まる」から「シャワーでも温まる」に。シャワー浴派の人にも、体を洗うだけでない充実したバスタイムを過ごしてもらうべく「ボディハグシャワー」を開発しました。

本商品最大の特長は、5分間浴びるだけで、従来のシャワー浴よりも身体全体が温まることです。10個のノズルから吐水をするので、全身を一度に温めることができ、「ボディ“ハグ”シャワー」という名前のごとく、お湯に「ハグされる」感覚がする浴び心地を提供するシャワーです。
また、ノズルの位置により水の出方や量を変化させています。首や足にはややストレートに、胸やお腹には広く霧状に吐水し、身体全体でちょうどよい浴び心地と温まりを感じられる設計にしています。アーム先端部分は回転させることができ、温まりを感じやすい首や肩をダイレクトに、ピンポイントに温められ、疲れた身体をケアすることもできます。アームを手前に傾ければ、風呂椅子などに座った状態でも使うことが可能です。浴槽に入ることが困難で寒くなりがちな方にも、全身が温まるシャワーを満喫いただけます。
「ボディハグシャワー」は、効率的に全身が温められると同時に浴槽の利用および清掃が減る分、水量およびお湯をわかす時間が減り、浴槽浴と比較し約36%のCO2削減に貢献※1。環境に配慮された製品です。
※1:試算根拠が下記参考資料に記載

今回オンライン販売※2を念頭に、既存のお風呂にも設置しやすく設計しました。カラーバリエーションはホワイトとブラックをご用意。空間を圧迫しないスマートな寸法・デザインにし、水栓交換を行うことなく今使用しているお風呂に取り付けることができます。本商品は、ECサイト「LIXILオンラインショップ」において工事付き商品として購入が可能です。
※2:LIXILのシステムバスルーム「リデア」のHタイプにも搭載(6月1日発売)

LIXILでは、「ボディハグシャワー」を通して、自宅でいつでも気軽に心身共に癒されるシャワーライフを提供し、世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現に貢献していきます。

<参考資料>
■開発背景
コロナ禍において、価値観・生活様式の多様化がより加速、顕在化してきました。外出を控え、家の中で過ごすことが増えた日常。何かと不自由が多く、ストレスが溜まりやすい日常。その中で、生活者が求める価値は「くつろぎたい」「快適に過ごしたい」「楽しみたい」という要素であると当社は考えました。そのようなニーズに、浴室という製品で応えるため、ボディハグシャワーをはじめとしたシャワーや浴室全体の製品開発を進めてまいりました。
当社の調査によると、浴槽入浴よりもシャワー入浴を優先する方々は、その手軽さや時短などの点を重要視していることがわかった一方、シャワー浴派が浴槽に浸かるのはその温まりを求めていることも分かってきています。そこで今回シャワーの手軽さに加え、身体を温めたいニーズにも応える点を踏まえ「ボディハグシャワー」を開発しました。

  2021年11月 LIXIL自社調べ N=1,800

■5分浴びるだけで身体が温まる
ボディハグシャワーによる入浴は、5分間浴びるだけで、従来のシャワー浴よりも身体全体が温まります。ハンドシャワーによる入浴と比べ、体全体および首まわりにおいて入浴後の温まりが持続しす。また、舌下温度計測による深部体温についても、ハンドシャワー入浴に比べて深部体温が下がりにくいと言えます。

■可動するアームと10個のノズルでやさしく包み込む
10個あるノズルは、位置により水の出方や量を変化させています。首や足にはややストレートに、胸やお腹には広く霧状に吐水し、身体全体でちょうどよい浴び心地と温まりを感じられる設計にしています。またアームは可動して当たる位置の調節ができ、先端部分は回転させることで、温まりを感じやすい首や肩をダイレクトに、ピンポイントに温められ、疲れた身体をケアすることもできます。アームを手前に傾ければ、風呂椅子などに座った状態でも使うことが可能です。浴槽に入ることが困難で寒くなりがちな方にも、全身が温まるシャワーを満喫いただけます。

■全身温まるボディハグシャワーはエコにも配慮
効率的に全身が温められると同時に浴槽の利用および清掃が減る分、浴槽浴利用と比較し、水量およびお湯をわかす時間が減り、浴槽浴と比較し約36%のCO2削減に貢献し、年間で水道料金とガス料金あわせて約17,700円節約。環境に配慮された製品です。

 

【試算条件】4人家族(男性2人、女性2人)が、年間平日分261日の入浴をボディハグシャワー(適正下限流量9L/min、1人当たり5分間)に切り替えた場合で算出。【比較品】浴槽実用水量240L(1600サイズ)、ユニットバス周辺温度10℃±2℃の環境下で4時間後の温度低下が7℃(半年間は温度低下が半分)【引用元】自社基準【単価】上下水道:265円/㎥(税込)、都市ガス:156円/㎥(税込)【CO2排出係数】水道:0.54kgCO2/㎥、都市ガス:2.23kgCO2/㎥※数値はあくまで目安であり、記載通りのCO2排出量の削減を保証するものではありません。
詳細や最新情報については、こちらをご覧ください https://www.bizlixil.com/service/law/eco_products/products_data.html

 

■既存のお風呂に取付けしやすい仕様と、空間を圧迫しないスマートなデザイン
既存のお風呂に取付しやすく設計しています。既存の水栓はそのままに、ボディハグシャワーを壁に取り付け、シャワーホースをつなぐだけで簡易な工事で利用が可能です。
また、デザインや寸法などについても、空間を圧迫しないスマートさを追い求めて開発・設計しています。意匠性は損なわず、快適なシャワーを体験いただけます。

 

■お風呂の専門家からのコメント

・早坂 信哉
東京都市大学 人間科学部教授・学部長 
博士(医学) 温泉療法専門医

あたたまるシャワーのススメ
~ハンドシャワーだけの入浴って、実はもったいないんです。~
 これまで、入浴と健康について多くの研究を重ねてきました。入浴の最大のメリットは「身体を温めることで血管が広がり、血流が良くなること」にあります。それにより栄養を運び、老廃物を除く働きがあります。また神経の過敏性も抑えられ、痛みが軽減するなど多方面での健康効果が確認されています。
 入浴の健康効果を最大に得るためには、湯船に浸かることが本当は良いのですが、昨今はライフスタイルの変化でハンドシャワーだけで済ませる人も多いと思います。
 でもそれはあまりにももったいないこと。実は、ハンドシャワーだけの入浴では「身体の洗浄効果」しか得られないのです。
 このボディハグシャワー、私も体験しましたが、湯船に浸からなくても想像以上に全身が温まって良いですね。ハンドシャワーよりも効率的に全身を温めることができるので、リラックスして浴びられます。ハンドシャワーの簡便さと浴槽入浴の温まりのいいとこどりのような“新しい入浴スタイル”の商品で、若い人から体の不自由になった高齢者まで、皆さんの生活の質を上げる新しい入浴ツールだと感じました。

・加藤 容崇
日本サウナ学会代表理事 慶應義塾大学医学部
特任助教

ボディハグシャワーのこんな使い方
~温めて、冷やして。自宅で手軽に温冷交代浴。~
 私は専門である癌研究と並行してサウナを科学的に解析する研究を進めており、サウナは心身をコンディショニングし、活動のパフォーマンスを上げるのに最適な方法だと考えています。
私はボディハグシャワーで色々な浴び方を試してみましたが、サウナと同じように「ととのう」ことができると言えます。
人間が熱を感じる部位は顔と手なのですが、サウナ室では否応なしに顔が熱くなり、息苦しいと感じる方が多い。 でも、ボディハグシャワーはアームの角度やノズルの位置の調整ができるので回避ができるため、サウナ室の高温が暑すぎて苦手な方へお勧めです。
また、水温を自由に変えることできるため、いきなりの高温や水風呂に抵抗があるサウナ初心者や、サウナに行きたくても行けない方が自宅で効率的に温冷交代浴ができることも、ボディハグシャワーの良いところだと思います。
また、短時間でもしっかりと温まることができるので、朝と夕のON/OFFの切り替え、気分転換やリフレッシュにも使えて便利ですね。

■「ボディハグシャワー」特設サイト
https://www.lixil-online.com/bathroom/parts/bodyhugshower/

■販売価格:218,900円~ (税・施工費込み)
※購入前の事前下見は無料。それ以降に購入検討いただけます。詳しくは特設サイトにて。