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リフォームを取り巻く生活者動向 【第3回】空き家で自分らしさを表現!地域活性化につなげるリフォーム

作成者: LIXIL|2022年07月27日

株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、「リフォームを取り巻く生活者動向」をまとめ、シリーズ(全5回)で順次公表いたします。第3回は『空き家で自分らしさを表現!地域活性化につなげるリフォーム』です。

今、「中古戸建て」「中古マンション」などの中古住宅が人気を集めています。地方や郊外では中古戸建てのいわゆる空き家が問題になっていますが、リフォームで解決し、「自分らしく」「地域活性化」につなげるケースも増えてきました。あわせて「セルフリノベ―ション」や「二地域居住」などの新しい住まい方、暮らし方もご紹介。知っておきたい「中古リフォームの今」をレポートします。

今まで「家は新築がいい!」と思われてきましたが、最近はその価値観が大きく変わりつつあります。住まい選びにおいて、中古物件の存在感が増しているのです。
中古物件への抵抗感が薄れている背景には、(1)中古住宅のストックが増えていること、(2)フリマアプリなどで中古品の売買をすることが増え、リユースが当たり前になったこと、(3)DIYをする人が増え、自分たちで内装を仕上げたい、そういった新しい価値観があるといいます。
また、中古物件のメリットは(1)新築に比べて割安である、(2)駅近や日当たり、学区、周辺環境など、立地重視で探せる、(3)実物を確認できる、(4)リフォームで自分たち好みの内装にできる、(5)現代の建物にない余裕や遊び心がある、といった点にあります。
そのため、若い世代を中心に「コスパが良い」だけでなく、リフォームで「おしゃれ」に「住まいの性能がアップデートできる」ということが知られるようになり、「中古が選ばれている」というのが令和の住宅トレンドなのです。

<空き家および空き家率の推移(全国)>

出典:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」より


中古住宅は「単なる住まい」としてだけではなく、さらなる可能性を秘めています。たとえば、「他拠点生活」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。1か所に定住し続けるのではなく、平日は都市部で過ごし、休日は郊外で暮らすというように、複数の場所をいったり来たりする「暮らし方」のひとつです。コロナ禍で、リモートワークが増えたことや密を避けようという流れから、一気に「新しいライフスタイル」として普及しました。
地方部では「中古住宅」がお手頃に売られていたり、貸し出されていることがあるもの。こうした中古物件を自分でリフォームする「セルフリノベーション」、業者の力を借りつつ手入れする「ハーフビルド」をしつつ、「地方にあるもう一つの家」とする人もいます。アフターコロナは、今よりもっと「多拠点生活」「地方にもう一つの家をもつ」といった暮らし方が増えていくかもしれません。
もう一つは、中古住宅を単なる「住まい」ではなく、交流の場所として開き、「地域を活性化する」という試みです。
中古住宅は、私たちの暮らしの場所でもありますが、社会全体の財産・資産でもあります。もちろん、すべての建物を残せばよいというものではありませんが、適切にメンテナンスをすれば、次世代へ住み継いでいくことができます。持続可能な「住まい方」を、今、快適で自分たちらしい「中古住宅」ではじめてみませんか。

LIXILでは、窓や玄関ドアの断熱リフォームに加え、ひと部屋ごとに対応した「ひとへや断熱リフォーム」や、住宅一棟まるごと改修可能な「まるごと断熱リフォーム」など、お客様のニーズに応じたさまざまなラインアップをご用意しています。お住まいの家を断熱することによって、家族の大切な健康を守るのと同時に、光熱費やCO2排出量を抑え、“#省エネ住まいで幸せに”を実現します。ぜひこの機会にご自宅の“断熱”を見直してみませんか。
LIXILは今後も、地球規模の気候変動問題の解決に向けて、住宅の高性能化を推進し、誰もが願う豊かで快適な住まいの実現に貢献します。

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