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衛生的なトイレの普及や手洗い習慣を促進するグローバルな衛生環境の改善に貢献できる 「みんなにキレイをプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」を開始

作成者: LIXIL|2022年10月13日

株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、このたび、ユニセフ(国際連合児童基金)とのパートナーシップ「MAKE A SPLASH!」を通じて、一体型シャワートイレやタッチレス水栓などの日本国内の対象商品を 1 台ご購入につき1 ドルの寄付をする「みんなにキレイをプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」を、2022年10月~12月まで実施します。
URL:https://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/minnanikireiwopj/

世界では今もなお約17億人にのぼる人びとが安全で衛生的なトイレを利用できません。不衛生な水と劣悪な環境に起因する下痢性疾患で命を落とす5歳未満の幼児は、毎日700人以上にのぼっています。LIXILでは、トイレや水栓などの水まわりの技術とノウハウを用い、「グローバルな衛生課題の解決」をコーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略の優先取り組み分野の1つとして位置づけ、「2025 年までに 1 億人の衛生環境を改善する」ことを目指しています。

開発途上国での生産・販売・設置などを行うソーシャルビジネス「SATO」に代表される事業展開のほか、LIXILとユニセフが連携して衛生環境の継続的な改善に取り組むグローバルパートナーシップ「MAKE A SPLASH!」を2018年に締結しています。これは両者の強みを活かし、ユニセフは地域コミュニティを動員し、基本的な衛生設備や効果的な手洗い習慣の普及と衛生需要の喚起を推進し、LIXILは実用性のあるSATOブランド製品を通じて地域の人びとの需要に応え、トイレの設置をする職人の職業訓練を行うなど、持続的な衛生市場の確立や発展を目指すものです。

LIXILでは、専門性と事業規模を活かしたCR活動を通じてSDGsに貢献していますが、衛生課題と深く関わっているSDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」は進捗が遅れており、達成には今の4倍の速さで取り組むことが求められています。さらには、目標6以外にも様々な社会課題、SDGs目標につながっています。その一方で日本では、グローバルな衛生課題はあまり知られていません。

そこで、LIXILは10月より「みんなにキレイをプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」を実施します。本プロジェクトでは、ユニセフとのパートナーシップ「MAKE A SPLASH!」を通じて、一体型シャワートイレやタッチレス水栓などの日本国内の対象商品を 1 台ご購入につき1 ドルの寄付を実施します。

「みんなにキレイをプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」では対象商品をご購入頂くことで、ご自宅の住環境がキレイになるだけでなく、活動支援国のケニアにおける安全で衛生的=“キレイ”な環境改善に貢献することが可能です。寄付金は、学校の衛生設備改善プログラムに利用されるほか、安全で衛生的なトイレの設置、トイレの設置に必要な職業訓練、衛生環境の重要性に関する理解促進・衛生教育などに使用される予定です。