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J-クレジット制度を活用したプロジェクト「建て得みらいクラブ」始動

作成者: LIXIL|2023年06月30日

2050年カーボンニュートラル実現に向けて、
プロジェクトで創出したクレジットを住宅の高性能化推進へ活用

株式会社LIXIL(以下、LIXIL)は、株式会社LIXIL TEPCO スマートパートナーズ(以下、LTSP)と協働で、LTSPが提供する建て得サービスの申込みで入会となる「建て得みらいクラブ」をこの度開始します。
本プロジェクトは、J-クレジット制度の登録認証を2023年3月15日付で取得し、制度の活用によりLTSPが建て得みらいクラブ会員の太陽光発電システムで発電した電気のうち、ご家庭で利用した電力(以下、自家消費電力)の環境価値を取りまとめ、国の審査を受けてクレジット化するものです。認証を受けたクレジットは、カーボンニュートラル実現に向けた住宅の高性能化推進の活動に充当する等を予定しております。
※建て得みらいクラブ:https://www.lixiltepco-sp.co.jp/tatetoku-mirai/index.html
※J-クレジット制度:https://japancredit.go.jp/

LTSPでは、高性能住宅の普及に向け、太陽光発電システムの製品代が実質0円※1となる「建て得サービス」を展開しています。
この度開始する「建て得みらいクラブ」は、建て得サービスをご利用いただいたお客さまを対象に、
サービスを通じて太陽光発電システムにて発電した電気のうち、ご家庭でご利用いただいている自家消費電力のデータをLTSPが取得し、環境価値としてJ-クレジット制度を活用してクレジット化する仕組みです。クレジット化した環境価値はLIXIL内での活用および、環境先進企業などへ販売等を行います。販売した場合その収益は、カーボンニュートラル実現に向けた住宅の高性能化推進の活動費に充当することで、環境価値を社会に還元します。
LIXILのサステナビリティ関連の取り組みを推進する「インパクト戦略」では、世界規模の課題の解決に向けてより大きなインパクト(良い影響)を生み出すことを目的にした優先取り組み分野の一つに「水の保全と環境保護」を定め、“Zero Carbon and Circular Living”(CO₂ゼロと循環型の暮らし)を環境ビジョン2050に掲げています。
LIXILは、エンドユーザーさまのご家庭で生み出された再生可能エネルギーの環境価値の利用を促進する「建て得みらいクラブ」を通じて、健康・快適・安心・安全に優れた住環境の実現に向けて、今後も活動を推進していきます。

※1太陽光発電システムによる余剰売電収入を15年間ご提供いただく代わりにお客様の太陽光発電システムの製品代の割
賦支払い負担を0円にすることをいいます。設備工事費、足場代などの追加費用が別途必要となる場合もあります。

<参考資料>
■プロジェクト概要
・建て得みらいクラブについて
“建て得みらいクラブ”は「建て得サービス」の申込みで入会となる仕組みです。
建て得サービスは太陽光発電システムの製品代を実質0円※1で設置することができ、太陽光発電システムで昼間発電した電力は0円で使用することが可能です。これまで発電した電力はご家庭での使用電力として活用されていましたが、太陽光発電の自家消費電力で創出された”環境価値”は有効活用されていませんでした。
今回J-クレジット制度を活用し、建て得によって創出された”環境価値”をクレジット化し、CO₂排出量削減等の取り組みに活かすべく、建て得みらいクラブを発足しました。これにより建て得みらいクラブ会員は住まいながらにして、環境貢献することが可能となります。
※1太陽光発電システムによる余剰売電収入を15年間ご提供いただく代わりにお客様の太陽光発電システムの製品代の割賦支払い負担を0円にすることをいいます。設備工事費、足場代などの追加費用が別途必要となる場合もあります。

・建て得みらいクラブの仕組み
「建て得サービス」で設置した太陽光発電システムにより発電した電気の内、自家消費電力分の“環境価値”をLTSPが取りまとめ、J-クレジット事務局へ提出し認証を受けます。認証されたクレジットはLIXIL内での活用および、環境先進企業などへ販売等を行います。販売した場合、その収益はカーボンニュートラル実現に向けた住宅の高性能化推進の活動費に充当し、環境価値を社会に還元します。