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LIXILの出前授業「家の中の安全を考えよう~安全教育授業プログラム」 2022年度活動内容を報告

作成者: LIXIL|2023年09月25日

(写真)札幌市立苗穂小学校での出前授業の様子

より多くの子どもを対象にした教材開発により、2年連続で「消費者教育教材資料表彰」優秀賞を受賞

株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、出前授業「家の中の安全を考えよう~安全教育授業プログラム」の2022年度の活動についてご報告いたします。本プログラムでは、小学校低学年や過疎地域などより多くの子どもを対象に新たな教材開発にも取り組み、公益財団法人消費者教育支援センターが主催する「消費者教育資料表彰」において、2年連続(2022・2023年)で優秀賞を受賞しました。

日本国内では、交通事故による死亡者数の約4倍に相当する年間13,800人※1が家の中の事故で亡くなっています。子どもたちが多くの時間を過ごす家の中で事故に遭わないようにするため、また主体的に行動して安全なくらしを送ることができるようにするための教育が必要になっています。
LIXILの「安全教育授業プログラム~家の中の安全を考えよう~」は、身近な事例ドラマを視聴しながら段差でのつまずきやお風呂場での事故など「家の中に潜むキケン」について学び、事故を未然に防止する方法について子どもたちが自ら考え行動することを促すプログラムです。この活動を推進することで、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任 つかう責任」に貢献します。
本プログラムは2014年から活動をスタートし、2022年度までに延べ110校の小中学校で、225回の出前授業を開催し、6,735名の小中学生に参加いただいています。2022年度は、8都道府県の延べ23校・43回の出前授業を開催し、1,241名の小中学生に参加いただきました。参加いただいた先生からは、「家の中の事故がとても多いのに驚いた」「子どもたちだけでなく大人にも十分勉強になる」などといったお声をいただいています。
直近では、小学校低学年向けの分かりやすいアニメーション動画を制作したほか、過疎地域の子どもたちにも平等な機会を提供するため、新たにオンライン授業の教材を開発し、授業を実施する等の取り組みが評価され、2年連続で「消費者教育資料表彰」優秀賞を受賞しています。
LIXILは今後も、製品の品質向上と安全性を実現するとともに教育や啓発活動を通じて、世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現に向けて貢献します。
※1 令和元年(2019年)人口動態統計、令和元年(2019年)警察白書


<参考情報>
■出前授業「家の中の安全を考えよう~安全教育授業プログラム」について
LIXILでは、未来を担う子どもたちが、自ら考え、行動を起こすことを目的に、出前授業の活動や社外プログラムへの支援を行っています。出前授業では、子どもたちに教えることで従業員自身の知識も深まることはもちろん、従業員の人間的な成長にも寄与しています。また、継続的に実施することで、学校や地域コミュニティとの関係も深めています。
「安全教育授業プログラム~家の中の安全を考えよう~」は、身近な事例ドラマを視聴しながら「家の中に潜むキケン」について学び、事故を未然に防止する方法について子どもたちが自ら考え行動することを促すプログラムです。この活動を推進することで、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任 つかう責任」に貢献します。
https://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/community/education/ed_safety.html

・授業の概要

プログラム名称

「家の中の安全を考えよう~安全教育授業プログラム」

名称 小学校高学年(主に5~6年生)
※小学校3年生~中学校2年生を対象に、アレンジした内容で対応可能です。
※小学校1~2年生を対象に、アニメ教材も準備しています。
関連教科 家庭科・安全教育、総合的な学習の時間
授業時間 1時限
教科 オリジナルツールを用意
※教材はNPO法人企業教育研究会(ACE) と共同で開発
活動実績 延べ110校・225回の出前授業を開催し、6,735名の小中学生が参加
※2014年~2022年度