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令和5年度関東地方発明表彰にて「カーポートSC」が 長野県発明協会会長賞を受賞

作成者: LIXIL|2023年11月15日

株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、住宅と調和するデザインを追求した「カーポートSC」が、令和5年度関東地方発明表彰(主催:公益社団法人 発明協会)にて長野県発明協会会長賞を受賞しましたことをお知らせいたします。

地方発明表彰は、地方において優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するものです。LIXILでは今年度、「カーポートSC」をこの表彰にエントリーし、受賞を果たしました。

LIXILは、優れた意匠性と施工性を兼ね備えたカーポートとして、次世代型フラットアルミ屋根構造体の「カーポートSC」をいち早く市場に投入し、その地位を確立しました。「カーポートSC」は、梁が見えない屋根と柱だけで構成されたシンプルで美しいデザインで、さまざまな住宅に美しく調和します。雨樋を屋根・柱に内臓し、ネジやボルトが屋根下から見えないよう、細部まで徹底的にこだわったノイズレスなデザインに。シンプルな美しさを極めたデザインは高く評価され、「グッドデザイン・ベスト100」や海外の権威ある賞などこれまでに複数のデザイン賞を受賞しています。シンプルな美しさを極めながら、直射日光を遮り、大切な愛車を色褪せや日焼けから守るなどの機能性も兼ね備えています。また、住宅業界において職人の高齢化や人材不足が課題となっている中、「カーポートSC」は現場取付けの部品数やネジ本数を削減し、労働力がひっ迫している現場における人手不足の解消にも貢献しています。さらに、従来のポリカーボネートなどの樹脂製の屋根に比べてリサイクル性に優れているアルミ形材の導入により、製品原料に占める再生材利用率を約70%まで高め、環境にも配慮しています。

LIXILは今後も、最新のテクノロジーと生活者視点に立ったデザインを組み合わせ、日々の暮らしの課題を解決するとともに、環境に配慮した製品の提供に注力していきます。

 

<参考資料>
賞名:長野県発明協会会長賞
発明名称:次世代型フラットアルミ屋根構造体
発明区分:特許(第6879753号)
受賞者名:LHT エクステリア事業部 大崎 健司、玉井 秀明

■受賞者コメント
この度は長野県発明協会会長賞を賜り、誠に光栄に存じます。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。カーポートSCは、住宅になじむデザインが見つからない、という理由でカーポートをまだ購入されていないお客さまを対象に、開発しました。『カーポートは住まいの一部』という考えを基に、従来のポリカーボネート製のカーポート構造を一から見直し、新しいアルミ屋根構造へと革新することで、住宅と美しく調和するカーポートを実現しています。今後も、知的財産の力を一層活用し、世界中の誰もが願う豊かで快適な住生活を提供できるよう邁進して参ります。(大崎・玉井)

■地方発明表彰とは
地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として、公益社団法人発明協会が大正10年に創設したもので、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分け、各地方において優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するものです。

※令和5年度地方発明表彰については、下記URLよりご確認下さい。
公益社団法人 発明協会 地方発明表彰
https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R5/jusho_kanto/index.html


■カーポートSC商品特長
シンプルな美しさを追求し、住宅と美しく調和する「カーポートSC」。アルミを採用した屋根部分は、強度を確保しながら40mmの薄さを実現。雨樋は屋根と柱に内蔵。さらに、ネジ・ボルトなどのパーツは屋根下から見えないよう配慮するなど、細部にわたってノイズレスなフォルムを追求しています。
「カーポートSC」は、2017年に1台用を発売し、以降2台用や木彫色を展開してきました。そして、2023年3月に3台用と後方支持2台用を発売し、より多くの方にお選びいただけるラインアップとなっています。