株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、2024年4月1日に国立競技場にて入社式を実施し、コロナ禍以降では最多となる総勢430名の新入社員が参加しました。
LIXILは、従業員の誰もが能力を最大限に発揮できるインクルーシブな企業文化の中で、革新的なアイデアを生み出し、多様な顧客ニーズに対応する製品、サービスを提供しています。加えて、持続可能な暮らしの実現に貢献するため、世界が直面する緊急度の高い課題に取り組み、事業活動を通じて、社会や環境に対して、インパクト(良い影響)を生み出すことを目指しています。LIXILのインパクト戦略では、世界的な社会課題のうち緊急性が高く、LIXILが専門性を活かして大きなインパクトを生み出すことができる「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」「多様性の尊重」を3つの優先取り組み分野に定めています。
入社式の会場となった国立競技場は、環境負荷を低減する設備・システムや持続可能な建築資材を用いたり、障がいに応じたトレイや車椅子用の観客席を設置するなど、LIXILのインパクト戦略に重なる部分があります。また、トップライト(天窓)やトイレなど、LIXILが提供する製品も多数採用されています。今回、新入社員に国立競技場のサステナビリティとインクルージョンの実例を社会人初日に体験してもらうことでLIXILの企業姿勢理解のきっかけとし、LIXILでのキャリアをスタートしてほしいという思いを込めて開催しました。
入社式では、社長 兼CEOの瀬戸欣哉による歓迎の挨拶をはじめ、LIXIL SDGs アンバサダーを務める内田篤人氏やLIXIL社員であり、パラリンピアン(パラバトミントン選手)の長島理などによる祝辞とLIXIL社員サポーターによるウェルカムプログラム「新入社員決意行進」を行い、新入社員に熱いエールを送りました。入社式後半では、国立競技場施設の見学ツアーを実施しました。
LIXILは、新しいメンバーを迎えて環境の変化に迅速に対応できるより強固な組織を構築し、事業の持続的成長のための新たな価値創造と社会へのインパクト創出を目指して、これからも世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現に貢献してまいります。
<参考資料>
■ウェルカムメッセージ
(株)LIXIL 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 瀬戸 欣哉(せと きんや)
■新入社員代表挨拶
(株)LIXIL LIXIL Housing Technology (LHT) 笠間 琴海(かさま ことみ)
■ゲスト祝辞
LIXIL SDGs アンバサダー / サッカー元日本代表
内田 篤人(うちだ あつと)氏
■社員代表 祝辞
(株)LIXIL環境技術開発部 / パラリンピアン・パラバトミントン選手
長島 理(ながしま おさむ)
東京2020パラリンピック競技大会 5位入賞(パラバドミントン男子シングルス WH1クラス)
2019 パラバドミントン世界選手権 銅メダル(男子ダブルス WH1-WH2クラス)
■オープニング ヴァイオリン演奏
㈱LIXIL LIXIL Water Technology Japan(LWTJ) デザイン新技術統括部兼SCO / ヴァイオリニスト
草川 研二(くさかわ けんじ)
タイトルの意味は「人びとの歌 世界のうた 歌は人びとを結ぶ」で、 世界の人びとを結ぶ「歌」のようにLIXILも、先輩社員たちと新入社員が絆を結んでほしいという思いから選曲しました。
LIXILは個々の状況に応じて、多様で柔軟な働き方ができる制度や環境の整備を進めており、自立したキャリア意識醸成を支援する目的で副業を許可しています。多様性の1つとして、個人の成長につながり、会社にも良い影響を及ぼすことを期待しています。
■ウェルカムプログラム「新入社員の決意行進」
■One LIXILを生んだSATO Tシャツの着用
このSATO Tシャツは、LIXILのインパクト戦略の1つ「グローバルな衛生課題の解決」を身近に考えてもらうために作成されたものです。
LIXILでは「グローバルな衛生課題の解決」に向けて、シンプルな構造で低価格な開発途上国向け簡易式トイレシステム「SATO」などの衛生ソリューションを提供するSATO事業を展開しています。これまでに45カ国で約750万台 (SATOブランド製品の累計出荷台数)を出荷し、約4,500万人の衛生環境改善に貢献しています。(2023年4月現在)
■サステナビリティとインクルージョンを体感する国立競技場施設見学ツアー
入社式後半には、LIXIL製品も多数導入されている国立競技場の見学ツアーを実施しました。国立競技場は、環境負荷を低減する設備・システムや持続可能な建築資材を用いたり、障がいに応じたトイレや車椅子用の観客席を設置するなど、サステナビリティとインクルージョンに配慮された施設です。新入社員は、グループに分かれて、トイレやロッカールームなどを見学しました。
施設見学ツアーに参加した新入社員からは「日本が誇る国立競技場にLIXIL製品が多数導入されていることに誇りを感じました」や「ユニバーサルデザインを考慮して作られた設備を実際に体感することができ、自分も誰もが気持ちよく使える製品づくりに携わりたいと思いました」という声があがりました。
■2024年新入社員、および今後の新卒採用活動について
2024年はコロナ禍以降、最多となる430名の新入社員がLIXILに入社しました。また、2025年の新卒採用についても早期選考を開始しており、2025年卒についても2024年同様に多くの社員を採用予定となります。2026年卒の新卒採用についても4月1日よりマイナビにてエントリーを開始しています。
LIXIL採用サイト:https://www.lixil.co.jp/corporate/recruit/