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経済産業省「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」における大阪・関西万博への出展に向けた実証ユースケース概要を発表

作成者: LIXIL|2024年10月08日

個人に合わせた快適な睡眠を誘導するPHR事業「もっとグッスリ(More IoT for good sleep)」で、“自然と健康になれる社会”の実現を目指す

  株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、事業者・生活者ともに開かれた環境でPHRが繋がり、より豊かなサービス・生活・体験が広がる未来につなげるべく、PHRサービス利用者の拡大とユースケースの創出を目指して経済産業省が実施する「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」のサービス事業者として採択され、経済産業省の事業としての大阪・関西万博への出展に向けて、PHR事業者の沢井製薬株式会社、株式会社 FiNC Technologiesと実証に取り組むユースケース「もっとグッスリ(More IoT for good sleep)」 の概要を発表します。

■「もっとグッスリ(More IoT for good sleep)」の概要
LIXILが開発した「Life Assist2(ライフアシスト2)」は、住まいと暮らしの視点から設計された革新的なスマートホームシステムです。このシステムを通じて、ユーザーは建材、住宅設備、家電製品など、住環境を簡単にコントロールすることが可能になります。
この度、実証ユースケース「もっとグッスリ(More IoT for good sleep)」では、株式会社FiNC Technologiesの「FiNCアプリ」と沢井製薬株式会社の「SaluDiアプリ」の健康データを活用し、日中の活動量や体調を把握します。そして、LIXILの「Life Assist2アプリ」を通じて、入浴~入眠~睡眠中~起床時という一連の流れの中で、適切なタイミングで住宅機器のコントロールや行動リコメンドを実施します。これにより、個人に合わせた快適な睡眠を誘導し、健康で心地よい毎日を送ることができるようになることを目指します。

■「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」について
本事業は、実証後の2025年4月から開催される「いのち輝く未来社会」をテーマにした大阪・関西万博を通じて、事業者・国民がともに開かれた環境で多様なPHRとサービスが繋がり、新たな商品やサービスを生み出す事業者、それを安心して利用する国民の、より豊かな生活・体験が広がる未来への礎を築き、PHRによる“自然と健康になれる社会”の実現を目指しています。
本事業期間には、運動、睡眠、食事等の各テーマにおいて、PHR事業者及びサービス事業者の協調のもと、情報連携基盤「PHR CYCLE」を介しサービス事業者1社に対し複数のPHR事業者のPHRが提供されることで、これまでにないユースケースを創出するとともに、PHRサービスを提供する仕組みを実証的に実現します。
PHR事業者とサービス事業者のマッチングを経て今回創出された10件のユースケースは、今後PHR事業者とサービス事業者により情報連携基盤「PHR CYCLE」との接続を行います。2025年4月以降には、創出されたユースケースを大阪・関西万博での国民の体験機会を設ける予定であり、PHRサービス利用者の拡大を目指して順次社会実装を進めてまいります。
 本事業の詳細は公募サイト<URL:https://phr-expo-data-utilization.meti.go.jp/>をご覧ください。