株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、本日、2025年4月1日付の役員体制の変更および2025年6月開催予定の定時株主総会に提案する取締役候補者を発表しました。
取締役候補者および執行役について
本日開催の指名委員会において、定時株主総会に提案する取締役候補者を決定しました。現任の10名の取締役のうち9名を再任し、石野博氏を新任の社外取締役候補者として選任しました。
石野氏は三菱商事株式会社での海外業務の経験に加え、関西ペイント株式会社では代表取締役社長を務め、製造から営業、販売に至る事業オペレーション全般に関して深い経験・知見を有しています。日本板硝子株式会社の社外取締役も務めており、グローバルな製造業の経営経験者の視座から、経営を監督する役割が期待されます。
濱口大輔社外取締役は、取締役から退任する予定です。濱口氏は2019年に当社の社外取締役に就任以降、報酬委員会、監査委員会及びガバナンス委員会の委員長を務めるなど、6年にわたって当社取締役会の実効性向上に貢献されました。
また、当社取締役会は現行の8名の執行役のうち、退任する君嶋祥子を除く7名について再任を決定しました。CEOの瀬戸欣哉とChief People OfficerのJin Montesano(ジン・モンテサーノ)は、4月1日以降も引き続き代表執行役を務めます。合わせて、Chief Transformation Officerで専務役員のHanseul Kim (キム・ハンスル)が、4月1日付でCorporate Transformation・M&A 担当の執行役専務に就任します。
キムは過去10年間にわたり、多くの部門横断型のプロジェクトを推進してきた実績を持ち、海外事業の最適化や業務プロセスの改革において重要な役割を担ってきました。2024年からは新たにM&Aを管掌し、LIXIL Playbookに沿った企業価値向上に取り組んでいます。
取締役候補者および執行役の選任に関する詳細は適時開示をご覧下さい。
専務役員・常務役員について
LIXILの経営チームは社長のもと、専務役員と常務役員の2階層で構成されています。4月1日付で7名の専務役員と17名の常務役員を再任したことに加え、小泉宏文、川合綾、John Short、浅野靖司、佐藤秀和、大沼剛、上田裕介、Thomas Schachnerの8名が新たに常務役員に選任されました。
2026年3月期の専務役員・常務役員の一覧はこちらをご覧ください。
社長兼CEOの瀬戸欣哉は次のようにコメントしています。
「LIXILでは、グローバルでの連携を強化し、持続的な成長に向けて、変革を推進してきました。今後の経営の一翼を担う人材として新しいメンバーを迎え、LIXIL Playbookで示した優先課題への取り組みをさらに前進させていきます。多様化する顧客ニーズや社会課題に対応するイノベーションの創出を続け、『世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現』に向け、これまで以上に注力していきます」