株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、LIXIL公式サイト来訪者のうち、同居人がいる20〜80代の男女313人を対象に「洗面空間の使用実態と男性の身だしなみ意識」に関する調査を実施しました。
■「洗面空間の使用実態と男性の身だしなみ意識に関する意識調査」結果概要
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■洗面空間で「不便を感じる」と回答した人は6割超
洗面空間は、手洗い、洗顔、歯磨きなどの身だしなみを整える場所。洗濯機を置いたり、脱衣所として利用している家庭も多く、家族の誰もが使う場所でもあります。そんな使用頻度の高い洗面空間について、「使用する際に不便を感じるか」を尋ねたところ、66.1%「はい(不便と感じる)」と回答。男女比で見ると、女性は72.%、男性は55.1%が「はい」と回答しており、女性の方が不便を感じている人が多いという結果になりました。
■不便の原因は「家族と使用時間が重なる」「狭い」「収納不足」という意見が多数
さらに「どのような不便を感じるか」について自由回答で尋ねると、「家族と使う時間が重なって洗面所を思うように使えない」「脱衣室を兼ねているので、誰かがお風呂に入っている時は使えない」「収納が足りない」「狭い」など、時間的・空間的な制約を指摘する声が多く寄せられたほか、「水はね」や「蛇口周りが汚れる」など、掃除面での不満も挙がりました。また、男性からは「洗面台が低くて腰が痛くなる」など、背が高い人ならではの意見もありました。
■使用時間が重なった際に優先的に使うのは「配偶者/パートナー」と回答した人、男性は64.1%に対し、女性は32.1%
家族みんなが使う洗面空間だからこそ生じる「使用時間が重なって使いたいときに使えない」という問題。そこで、「洗面空間の利用が重なった場合に誰が優先的に使うか」について尋ねてみました。全体では「配偶者/パートナー」という回答が最も多かったものの(42.8%)、男女で比較してみると、男性は64.1%が「配偶者/パートナー」と回答していたのに対し、女性の同回答は32.1%と約半分の比率に留まりました。女性で最も多かったのは「子供」(32.6%)で、男性の同回答8.7%と比べると圧倒的に多いことがわかりました。
■7割近くの男性が、身だしなみ意識の高まりを感じていると回答
次に、身だしなみの意識について尋ねました。「自分や家族の身だしなみ意識が高まっていると感じるか」という質問については、全体の60.8%が「はい」と回答。男性のみでは67.8%で、全体を上回る結果となりました。
■男性が身だしなみで取り組んでいることは「スキンケア」が最多、「眉毛・ひげの手入れ」「髪の毛のセット」を上回る
では、男性はどのような身だしなみに取り組んでいるのでしょうか?実際に実施していることを尋ねたところ、洗顔や化粧水、乳液などによる「スキンケア」が最多の62.6%でした。次点の「眉毛、ひげの手入れ」(46.2%)や「髪の毛のセット」(42.9%)を上回り、回答者の半数以上がお肌のお手入れをしているという結果でした。近年は、化粧品のCMに男性が起用される機会も増え、男性向けの化粧品やスキンケア用品も続々と発売されています。こうした世の流れも、男性の身だしなみ意識が高まってきている要因の1つと言えそうです。
■家族と共有する洗面空間だからこそ、使いやすさに工夫が必要
今回の調査から、家族や同居人との洗面空間の使用時間の重複などに、不便を感じている人が多いことがわかりました。特に、共働きの家庭や思春期以降の子育て家庭となると、洗面化粧台のシェア問題は切実な悩みと言えるのかもしれません。また、男性の身だしなみ意識が高まっており、スキンケアや眉毛・ひげの手入れなど、男性が洗面化粧台を活用するシーンが増えていることも明らかとなりました。
LIXILでは、今回明らかとなったさまざまなニーズに対応できる、幅広い商品をラインアップしています。たとえば、洗面化粧台にボウルを2台配置した2連ボウルなら、使用時間が重なりやすい朝の洗面渋滞の解消に繋がります。また、収納力の高い洗面化粧台などを採用すれば、家族それぞれが必要なものをスッキリ収納することも可能です。また、LED照明が顔全体を明るく照らすフェイスフルライトを採用すれば、身だしなみを整えやすくなります。
今後、新築やリフォームで洗面空間を検討する方は、家族みんながより使いやすく快適に過ごせる場として、洗面空間の在り方から見直してみるのもよいかもしれません。
■調査概要
調査名称:洗面空間の使用実態や男性の身だしなみ意識の変化に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年5月8日~同年5月30日
有効回答:LIXIL公式サイト来訪者、同居人がいる20〜80代の男女313人
<参考資料>
■洗面空間をより快適にするアイテムのご紹介
2人並んでの身支度やフェイスケアが、家族との大切なコミュニケーションの時間に。洗面渋滞も解消できるので、忙しい朝の時間がスムーズに。
縦に配置したLED照明により、あごの下や顎に影ができにくく、フェイスケアやメイクにおすすめ。シーンや気分に合わせて、明るさも3段階に調節可能。
水栓や照明は、手を触れないタッチレス仕様。身支度の途中で手に化粧品などがついていても、ハンドルやスイッチが汚れる心配がありません。
LIXILの洗面化粧台について:https://www.lixil.co.jp/lineup/powderroom/