株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、2025年2月に洗面空間「ランドリープラス」を発売しました。ランドリープラスは、これまで家の中をあちこち移動しながら作業していた洗濯という行為を1つの空間に集約し、洗濯家事の効率を上げる画期的な製品です。
本レターでは、2025年にランドリープラスを導入いただいた洗濯研究家の平島利恵さんより、実際に使ってみた感想や、導入によって実現したストレスフリーな洗濯動線、さらに家庭で実践できる「正しい洗濯の極意」についてお届けします。
■洗濯のプロが追求した理想の動線 「洗う・干す・たたむ・片づける」を1ヶ所で
平島さんは、仕事で洗濯の実験や検証を行う傍ら、ご自身の洗濯体験から「洗濯物を持って移動する手間や時間を無くしたい」という想いを強く持っていました。平島さんが目指したのは、洗濯に求められる「洗う」「干す」「たたむ」「片づける」という4つの工程を、1つの空間に集約することでした。これにより、作業ごとに場所を移動する必要がなくなり、洗濯動線がコンパクトになる理想の洗面空間の実現を考えていました 。
■LIXIL「ランドリープラス」が実現する、劇的な作業効率アップ
2025年、平島さんはご実家をリフォームしたオフィスに理想の洗面空間を実現するため、LIXILのランドリープラスを導入。洗面器付きのカウンター、ガス衣類乾燥機「乾太くん※」専用ランドリーユニット、そしてランドリーバーを組み合わせることで、広々とした洗面室兼ランドリールームを実現しました。導入後、平島さんは「洗濯動線がコンパクトになり、余計な動きや作業が無くなりました」と語ります。これまで洗濯機の上などで行っていた洗濯物の仕分けやたたむ作業が、広々としたカウンターで行えるようになり、「作業効率は劇的にアップしました」と、その効果を実感しています。また、洗濯物の出し入れがしやすい高さに設計された「乾太くん」専用のランドリーユニットは、下部の深型引き出しに洗剤のストックなども収納でき、空間を有効に活用できます 。
左:洗濯物の仕分けや前処理、たたみ作業はカウンターの上で。これまで洗濯機の上で行っていた時と比べると、作業効率は劇的にアップしたそう/中:忙しい家庭に乾燥機は不可欠。乾太くん専用ランドリーユニットでちょうどよい高さとなり、洗濯物の出し入れもラクに/右:おしゃれ着などはランドリーバーへ。下に家族全員の収納BOXを設置すれば、使い勝手はさらにアップ
※「乾太くん」は東京ガス株式会社の登録商標です。
左:つけ置き洗いもしやすい奥行きのある洗面器。空気を含まないように洗面器の縁に沿わせて入れるのがつけ置き洗いのコツ/右:室内干しの乾きにくさや生乾き臭に効果を発揮する「エコカラット」。室内がじめつかず、常にカラッとした状態に
理想の洗濯空間を手に入れた平島さんに、家庭で実践できる洗濯のコツを伺いました。
洗濯工程の基本:「お任せコース」「お急ぎコース」は避けて
洗濯機は「お任せコース」を使わず、自分で設定することが大切です。平島さんのおすすめは「洗い11分以上、ためすすぎ2回、脱水6分」。敏感肌のお子さんがいる家庭では、すすぎを3回にするとさらに安心。「お急ぎコース」は、洗剤や汚れが落ち切らない可能性があるため、しっかり洗いたい場合は避けた方がよいとのことです。
洗濯物の量:「入れすぎ」は汚れ落ちを妨げる原因に
洗濯効果を最大限に引き出すには、洗濯物の量も重要です。縦型洗濯機の場合は多くても8分目まで。ドラム式洗濯機の場合は半分以下が目安です。
干し方:タオルの「パリパリ」は日光が原因かも?
衣類を干す際は、陰干しで風通しの良い場所が推奨されます。日光に当てて干すのは、白く仕上げたい衣類だけにしましょう。日光の下で干すと繊維が壊れ、タオルなどはパリパリに固まってしまうそう。日本人は、水分をよく吸いそうというイメージからパリパリのタオルを好む方も多いのですが、陰干しにするのがよさそうです。
部屋干しのコツ:浴室の換気扇+サーキュレーターで生乾き臭を撃退
■洗濯研究家・平島利恵(ひらしま りえ)さん プロフィール
洗濯研究家として、主婦目線の正しい洗濯方法を発信。洗濯洗剤や布おむつなどを扱うオリジナルブランド「Rinenna(リネンナ)」も展開中。2025年4月にオフィスをリフォームするタイミングでLIXILよりランドリープラスを無償提供。
■LIXIL ランドリープラスについて
https://www.lixil.co.jp/lineup/powderroom/laundryplus/