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日本最大級のデザイン&アートフェスティバル 「DESIGNART TOKYO 2025」で 「無為に斑 - 空間構成要素の再構築 -」を出展

作成者: LIXIL|2025年10月01日

空間の既成概念を解体し、”無為”と”斑”が織りなす本質的な価値をご提案


株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、2025年10月31日(金)〜11月9日(日)に開催される日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2025」で、インスタレーション展示「無為に斑 - 空間構成要素の再構築 -」を出展します。

本展示は、多様な価値観が求められる現代において、床・壁・天井といった、空間において重要ではあるものの未開拓な領域において、新たな可能性を探索する、LIXILデザイン部門からの問いかけとなっています。

”無為”とは、 作為を排し、自然のままであること。
”斑”とは、多様性やゆらぎ、個性の象徴。
空間を構成する要素の本質を見つめ直し、LIXILの環境配慮素材を使いながら、”斑”という概念を導入して既存の建材の枠に囚われない形状や質感でそれぞれの空間構成要素を表現することで、余白と曖昧さをもたらし、見る人の想像力をかき立てます。

また、展示初日である10月31日には、本コンセプトをさらに深く掘り下げるトークセッションを開催します。建築家・永山祐子氏をゲストに迎え、未来の建築やLIXILの新たな挑戦が目指す姿について語り合います。

展示やトークイベントを通じて、”無為”と”斑”が織りなす新たな概念を、ぜひ会場にて実際に体感し、固定観念を見つめ直す思索のひとときをお過ごしください。

■DESIGNART TOKYO2025出展概要
会期:2025年10月31日(金)~11月9日(日) 10:00-19:00
(初日は10:00-12:00 オープニングセレモニー/12:00〜17:00 一般開放、
最終日は10:00-16:00 最終入場時間15:00)
会場:MEDIA DEPARTMENT TOKYO 1F
(DESIGNART TOKYO 2025本会場/東京都渋谷区宇田川町19-3)
アクセス:「渋谷駅」徒歩5分
内容:
タイトル「LIXIL | 無為に斑 - 空間構成要素の再構築 -」

☞見どころ:
   ”無為”とは、 作為を排し、自然のままであること。
   ”斑”とは、多様性やゆらぎ、個性の象徴。

   空間を構成する要素の本質は何なのか——
   ”斑”という概念を導入しながら再構築し、既存の枠に囚われない形状や質感で表現されたインスタレーショ
   ンは、余白と曖昧さをもたらし、見る人の想像力をかき立てます。 
   また本展示で使用されている素材はLIXILが実際に製品化している環境配慮素材であり、それらは環境負荷
   の低減という機能を超え、感性的な美しさをも創造する重要な役割を担っています。

☞展示で使用されるLIXILの環境配慮素材:
   ・循環型低炭素アルミ「PremiAL(プレミアル)」:
   原材料にリサイクルアルミを使用することで製造時のCO₂排出量の大幅な削減を実現。日本国内初※リサイ
   クルアルミ100%を使用した製品も擁する。※2024年3月LIXIL調べ
   ・循環型素材「revia(レビア)」:
   再資源化困難だった廃プラスチックに廃木材を融合させた循環型素材。
   ほぼすべての廃プラスチックを原料として使用できるため、焼却によって発生するCO₂排出量の削減と、プ
   ラスチックごみのマテリアルリサイクル率の改善に大きく貢献。
   ・窯業系素材「textone(テクストーン)」
   本来焼却されるはずの籾殻や古紙など自然由来の素材を意匠として活用した窯業系の素材。能登半島地震で
   倒壊した家屋に使用されていた黒瓦を建材へアップサイクルし、新たに建築物へ使用する取り組みも行
   う。

※出展概要については、こちらもご覧ください。
URL:https://www.designart.jp/designarttokyo2025/exhibitions/10848/


■トークイベント概要(※事前申し込み制)
日時:2025年10月31日(金) 16:50-17:40(受付開始 16:30)
会場:桑沢デザイン研究所 本校舎1F(東京都渋谷区神南1-4-17)
アクセス:「渋谷駅」から徒歩13分、「原宿駅」から徒歩9分、「明治神宮駅」から徒歩9分
参加費:無料
            ※当日ご参加ご希望の方は事前にこちらよりお申込みください
            URL:https://peatix.com/event/4601483/view
内容:
トークイベント「”無為に斑”というLIXILの挑戦から考える未来の建築とは」
DESIGNART TOKYO 2025に出展するLIXILのインスタレーション「無為に斑」のコンセプトを軸に、建築家・永山祐子氏とLIXILが語り合います。永山氏が考える未来の建築、そしてLIXILデザイン部門が考える新たな空間価値について深く掘り下げ、未来の建築を考えるのにポイントとなるのはどんなことなのか問いかけます。

登壇者:
・永山 祐子 /  建築家、有限会社永山祐子建築設計 代表
・羽賀 豊 / 株式会社LIXIL 常務役員 デザイン&ブランド ジャパン部門 リーダー
・井上 貴之 / 株式会社LIXIL デザイン&ブランド ジャパン部門 LHTデザインセンター長















 

(左から順に、LIXIL羽賀、LIXIL井上、永山祐子氏)


<永山祐子氏プロフィール>
1975年東京生まれ。青木淳建築計画事務所を経て2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事に「豊島横尾館」「ドバイ国際博覧会日本館」「東急歌舞伎町タワー」、大阪・関西万博「ウーマンズ パビリオン」と「パナソニックグループパビリオン『ノモの国』」など。JIA新人賞(2014)、山梨県建築文化賞、東京建築賞優秀賞(2018)、照明デザイン賞最優秀賞(2021)、WAF Highly Commended(2022)、IFデザイン賞(2023)など。現在「Torch Tower」などの計画が進行中。
http://www.yukonagayama.co.jp/