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LIXIL 2026年3月期第3四半期決算(IFRS)

作成者: LIXIL|2026年01月30日

事業利益、前年同期比17%増

■国内事業は新築向け需要が低調も、リフォーム商材が堅調を維持し増収増益
■海外水まわり事業は事業利益が大幅に改善。欧州・中東・インドで好調が継続し、米国・中国の需要低調を補う

株式会社 LIXIL(以下 LIXIL)は本日、2026年3月期第3四半期決算(2025年4月―2025年12月)を発表しました。

LIXIL 社長 兼CEO 瀬戸欣哉のコメント 
「2026年3月期第3四半期は、売上収益は前年同期比で微減だったものの、事業利益は増益となりました。国内事業では、リフォーム商材の売上が引き続き堅調で、水まわり事業、リビング事業ともに増収増益となりました。ハウジング事業も、断熱窓の販売拡大などで前年並みの収益を維持しました。海外市場では、欧州での売上回復の継続、中東、インドでの需要獲得が進み、利益回復を力強くけん引しました。

海外主要地域での住宅市場の回復の遅れや、原材料、資材価格の変動など、事業環境は引き続き逆風にさらされています。ただ、私たちはLIXIL Playbookに基づいた戦略により、海外事業の収益性の大幅な回復をはじめ、強固な事業基盤の構築を進めています。課題である米国市場についても、事業ポートフォリオの最適化を加速させ、早期の収益改善につなげていきます。引き続き、社会や環境に良いインパクトを与えるイノベーションの創出に取り組み、LIXIL Playbookで定めた優先課題への対応に注力していきます」

決算の概要(第3四半期累計
売上収益
連結売上収益は、前年同期から微減の1兆1,385億円でした。国内事業の売上は前年同期から1%増の7,791億円でした。新築向けは減少したものの、水まわりや高断熱製品などのリフォーム向け売上が補いました。海外事業の売上は、前年同期比2%減の3,851億円、為替の影響を除くと3%減でした。欧州や中東、インドは好調を維持し増収となった一方、米国や中国の需要低迷の継続に加え、前期の米国の浴槽事業譲渡に伴って売上が減少しました。

事業利益
事業利益は、前年同期から17.5%増の365億円でした。国内事業は価格改定効果やリフォーム商材の売上増が貢献し、人件費など販管費の増加影響を補いました。海外事業も、欧州や中東、インドでの増収効果や商材ミックスの改善などが貢献し増益でした。事業利益率は0.5pt改善して3.2%となりました。

EBITDA
本業による稼ぐ力を示すEBITDA(事業利益+減価償却費)は、前年同期から5%増の984億円でした。

非継続事業を含む親会社の所有者に帰属する最終利益
最終利益は、その他費用や金融費用が増加したものの、事業利益の改善や法人所得税費用の減少により、前年同期から75億円改善し118億円となりました。

事業・地域別の業績
水まわり事業を手がけるLIXIL Water Technology(LWT)の国内事業は、衛生機器や浴室製品でのリフォーム向け売上の増加により、売上収益は前年同期比2.2%増の2,396億円でした。事業利益は、リフォーム向け売上増や価格改定効果により、前年同期比15.9%増の191億円でした。リフォーム売上構成比は1.9pt増の57%となりました。

LWTの海外事業の売上収益は2.1%減の3,643億円となりました。事業利益は前年同期から32%増の152億円でした。各地域の現地通貨ベースの売上は、欧州は5%の増収でした。水栓金具を含め大半の製品カテゴリーで売上が回復しました。インド・中東・アフリカ(IMEA)は15%の増収でした。中東は全地域で増収となったほか、インドは好調だった前年比で増収を維持しています。アジア太平洋地域の売上は前年から横ばいでした。米国は住宅市場の需要低迷が続き、4%の減収でした。中国はGROHE製品は売上が回復したものの、不動産市況の低迷が続き11%の減収でした。

住宅建材事業などを展開するLIXIL Housing Technology(LHT)は、リフォーム向け売上は堅調に推移したものの、新築向け売上が微減となり、売上収益は前年同期からわずかに減少し4,044億円でした。ビル事業は収益性が改善し、利益に貢献しました。事業利益は微増の245億円でした。

キッチン、洗面、インテリア建材を扱うリビング事業(Living)の売上収益は、前年同期比1%増の1,558億円、事業利益は8.2%増の73億円でした。リフォーム向け売上が好調に推移したほか、原材料や資材のコスト上昇による影響を価格改定効果でカバーしました。

※2026年3月期から新たなセグメントとして「リビング事業」を設置したことに伴い、LWT、LHT両事業の過去の業績数値は新セグメント分類に基づいた記載となっております。

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