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持続可能なイノベーションで市場を牽引:Tobias Willmesさんのキャリアジャーニー

作成者: LIXIL|2026年05月21日

LIXILでのこれまでの歩みと現在の役割について教えてください。

Tobias Willmesです。現在はGGP(グローバルGROHEプロダクト)チームの水栓金具カテゴリーにおいて、イノベーションプロジェクトのリーダーを務めています。会社との歩みは2013年、仕事と学業を並行して行う「デュアル・アプレンティスシップ(職業訓練制度)」から始まりました。大学での理論的な学びを日々の実務に直結させることができたこのプログラムは、私にとって非常に有意義な経験となりました。それから12年近くにわたり、組織の成長とともにキャリアを重ね、2025年6月からは水栓金具分野のイノベーションを牽いる立場となりました。現在は、高度なエンジニアリングと商業的な実現性を融合させる様々なプロジェクトを牽引しています。

GGPチームの戦略的ミッションについて教えてください。

GGPチームは、グローバル規模でGROHEブランドの製品ポートフォリオを戦略的に舵取りする役割を担っています。世界各地の製品ラインアップを評価・分析し、浴室、シャワー、キッチン、そして水栓金具といった多様なカテゴリーに注力しています。私がこれまで様々な役割に挑戦し、多角的なプロジェクトを率いるなど、柔軟なキャリアパスを描くことができたのは、GROHEの製品ラインアップが持つ驚くべき多様性と汎用性のおかげです。GROHEでは、シャワーや水栓を単なる個別の「部品」としては捉えていません。私たちは「浴室空間全体のソリューション」を提供しています。この空間全体を俯瞰する視点があるからこそ、プロとして常に成長し続け、クリエイティブな戦略を生み出す原動力となっています。

日々の業務において、LIXIL Behaviors(3つの行動)をどのように実践していますか?

LIXIL Behaviors(3つの行動)の中で、私たちが目指すイノベーションに最も関連しているのが「実験し、学ぶ」です。この分野の仕事では、プロジェクトがA地点からB地点へ一直線に進むようなことは滅多にありません。最初のひらめきから、最終的な製品発表に至るまで、プロジェクトは常に流動的であり、新しい技術的知見や消費者のニーズに合わせて変化し続けます。私たちは、まず革新的なアイデアからスタートし、テストと反復を繰り返す柔軟なアプローチを大切にしています。最終的に、その独創的なビジョンがどれほど確実な形で、高品質な製品へと具現化できるかをこの目で確認できることこそが、この行動を実践する醍醐味です。

GROHEにおいて、イノベーションはどのように持続可能性を推進しているのでしょうか?

GROHEとLIXILにとって、イノベーションは他社と一線を画し、長期的な市場のリーダーシップを確立するための最大の鍵です。今日、そのリーダーシップは「持続可能性」と「テクノロジー」という2つの柱に支えられています。私たちは、環境に対する真の責任とは、消費者に個人の習慣を変えさせたり、快適さを犠牲にさせたりすることであってはならないと考えています。この哲学を完璧に体現しているのが、水循環型シャワー技術である「GROHE Everstream」です。この製品は、心地よいシャワータイムを好む方々のために特別に設計されており、極上のシャワー体験を提供しながら、使用する水の量を極限まで削減します。ユーザー体験を一切妥協することなく、地球の貴重な資源を守るーこれこそが、先進テクノロジーの理想的な形です。

チームの多様性は、グローバル戦略にどのような影響を与えていますか?

私たちのチームは非常に多才で、多様なメンバーで構成されています。これは、地域ごとの断片的な製品ではなく、世界で通用する一貫したグローバルポートフォリオを構築する上で不可欠な要素です。メンバーの背景や出身が多岐にわたるため、私たちは常に「つながり続けること」を大切にしており、デジタルツールを駆使してシームレスに連携しています。組織内において、GGPチームは様々な部門をつなぐ重要な架け橋として機能しており、プロジェクトマネジメントチームとも手を取り合って、多角的な取り組みの方向性を合わせています。新しいプロジェクトに挑み、新たな責任を引き受け、同僚とコラボレーションを重ねる――だからこそ、私たちの職場は常にダイナミックであり、決して退屈することはありません。