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入浴文化の変遷―日本人がお風呂に求めるものとは

作成者: LIXIL|2016年03月31日

更新:2017年3月16日

日本人は世界に類を見ないほどのお風呂好きと言われますが、日本ではお風呂は身も心も清める場所から、保養や社交の場としての役割も担い、独自の発展を遂げてきました。「伝統的に日本人は、温泉にはさまざまな医学的な効果が期待でき、心身の癒やし効果があると、知っています」と温泉ソムリエ・アンバサダーの飯塚玲児氏はその理由を解説します。「日本には火山が多く、たくさんの温泉に恵まれていたことがまず根底にあり、その上で、高温多湿な夏、乾燥して寒い冬、花や新緑に彩られる春、紅葉が美しい秋と、四季を持つ風土も、温泉入浴を楽しいものにしてくれています。そうした温泉へのあこがれを身近に体験できるものとして、家のお風呂があると考えられます。身体の汚れを落とすことで気分を一新し、くつろいで心とからだの疲れやストレスをリセットすることで生まれ変わる、それが日本人にとってのお風呂なのです」。

2017年はLIXILがシステムバスルームの量産化を初めて50周年。日本のお風呂の歴史を振り返るとともに、時代やライフスタイルの変化を先取りするような、LIXILが目指すお風呂空間作りについて考察します。

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