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断熱住宅で実現する健節水は、新たな日常に

作成者: LIXIL|2018年12月31日

更新:2018年3月22日

南アフリカのケープタウンに住むカースティ・アルバーツさん一家は、2週間に1回ベッドのシーツを洗濯し、1日か2日に1回程度、どうしても必要な時にのみ自宅のトイレを洗浄します。カーラ・ドス・サントスさんは、シャワーは2分以内と決めています。庭に水やりができないため、植物はすっかり枯れてしまいました。ロビー・ウェブさんが通うジムでは、シャワーの水を再利用してトイレを洗浄しています。プールはもう長いこと利用できていません。

これがケープタウン市民の新たな日常です。アフリカ大陸の南端にあるこの都市は、3年にもおよぶ干ばつに見舞われ、深刻な水不足に直面しています。

市によると1、約433,000人の市民に水を供給している池の貯水率は、2018年2月の時点で25%にまで下がっています。このまま貯水量が減り続ければ、早ければ8月2には、ケープタウンの水道が止まってしまう可能性があります。

「ケープタウンの水不足を知って節水を始めたのがいつのことだったか、もはや思い出せません」ステレンボッシュ大学の学生で、ケープタウン郊外のブロウベルグに住んでいるアルバーツさん(34歳)はそう話します。一家で水の使い方を抜本的に見直してきましたが、状況は深刻だといいます。

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