株式会社LIXIL(以下、LIXIL)は、株式会社LIXIL TEPCO スマートパートナーズ(以下、LTSP)と協働で展開する、「建て得みらいクラブ」を通じて創出したJ-クレジットを活用し、2025年12月6日(土)に開催された2025明治安田J1リーグ第38節 鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノスの試合におけるサポーターの移動で発生した約500tのCO₂をカーボンオフセットしました。
LIXILとLTSPは、2023年3月より、建て得サービスをご利用いただいたお客さまを対象に、「建て得みらいクラブ」にご参加いただき、太陽光発電システムにて発電した電気のうち、ご家庭でご利用いただいている自家消費電力に対して、環境価値としてJ-クレジット制度を活用してクレジット化しています。
2025年より、創出されたJ-クレジットの活用を本格的に開始し、自社工場のZEH関連製品の生産ラインにおけるオフセットに加え、社外活用でもLIXILがスポンサードしている鹿島アントラーズの試合においてスタジアム観戦のための観客の移動や、サンロッカーズ渋谷の試合でアリーナ観戦のための観客の移動と会場で使用する電力消費により発生するCO₂に対して、年間合計約1,500tのCO₂をカーボンオフセットしました。
LIXILはこれまで、高性能住宅の普及を通じて家庭部門におけるCO₂の削減に貢献してきましたが、脱炭素社会の実現には、企業や家庭だけでなく社会全体での意識変革が必要です。そこで、多くの人々が熱狂し、心を動かす「スポーツ」の場に着目し、「住宅」から生まれた環境価値を「社会(スポーツ)」へ還元することで、ファン・サポーターの皆さまと共に環境について考えるきっかけを作り、より広い分野でのカーボンニュートラル実現に貢献したいという想いから、今回の取り組みに至りました。
LIXILとLTSPは、今後もカーボンニュートラル実現に向けた住宅の高性能化を推進していきます。
<参考情報>
■「建て得みらいクラブ」について
“建て得みらいクラブ”は「建て得サービス」の申込みで入会となる仕組みです。
建て得サービスは太陽光発電システムの製品代を実質0円※1で設置することができ、太陽光発電システムで昼間発電した電力は0円で使用することが可能です。
建て得みらいクラブでは、J-クレジット制度を活用し、建て得によって創出された”環境価値”をクレジット化することで、CO₂排出量削減等の取り組みに活かしています。これにより建て得みらいクラブ会員は生活しながら、環境貢献することが可能となります。
※1太陽光発電システムによる余剰売電収入を15年間ご提供いただく代わりにお客様の太陽光発電システムの製品代の割賦支払い負担を0円にすることをいいます。設備工事費、足場代などの追加費用が別途必要となる場合もあります。
HP:https://www.lixiltepco-sp.co.jp/tatetoku-mirai/index.html
■2025明治安田J1リーグ第38節 鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノスについて
LIXILは2025年12月6日(土)に開催された「2025明治安田J1リーグ第38節 鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス」にて、「LIXILスペシャルマッチ Game ON/Carbon OFF」を開催しました。
試合当日は「環境・CO₂削減」をテーマに、スポーツを通じて持続可能な未来を考えるさまざまなイベントを実施しました。
・カーボンオフセットの実行:当日ご来場いただいた、37,079人のサポーターの移動時に発生した約500tのCO₂を「建て得みらいクラブ」のJ-クレジットでカーボンオフセットしました。
また、来場者先着2万名様に、「PremaAL」で作られた「観戦記念プレート」やオリジナルポスターを配布しました。
・セレモニー開催:ハーフタイムにはLIXILとアントラーズによる「J-クレジット活用 カーボンオフセットセレモニー」を実施しました。
「LIXILスペシャルマッチ Game ON/Carbon OFF」に関する詳細の内容は、こちらをご覧ください。
(12月19日配信 「LIXILスペシャルマッチ Game ON/Carbon OFF」について)