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    LIXIL、CDPの「水セキュリティ」において2年連続でAリスト企業に選定

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    水の持続可能性を追求し、プラスの影響をもたらす取り組みを推進し、3度目の最高評価を獲得

    株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、環境への影響に関するグローバルな情報開示システムを運営する国際的なNGO(非政府組織)CDP1による「水セキュリティ」に関する調査において、最高評価となる「Aリスト企業」に選定されました。

    CDPは多数の機関投資家と協働して、世界の主要な企業を対象に気候変動や水資源、森林保全に関する事業リスクや事業機会などの情報を収集・分析し、その結果を公表しています。これは、各社の事業活動における水資源の保全、世界的な水の問題に対応する製品・サービスを通じた取り組みを含むものです。LIXILはCDP「水セキュリティ」における2022年のAリスト企業として世界103社、日本企業35社のうちの一社として選定されました。

    Technology Innovation本部を統括し、環境戦略委員会委員長を務める迎 宇宙は次のようにコメントしています。
    「この度、水資源の管理や持続可能性を追求するLIXILの取り組みが評価されたことを嬉しく思います。グローバルに事業を展開する水まわり製品と住宅建材のメーカーとして、世界で深刻化する水資源の問題に向き合い、リスクを低減すると同時に、当社の技術や知見を活用して機会を捉えてきました。水資源の管理や保全、水の持続可能性を追求する取り組みをLIXILの事業戦略に組み入れることで、製品やソリューションの提供を通じて地球環境にポジティブなインパクトをもたらし、LIXILのPurpose(存在意義)である『世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現』につながると確信しています。」

    LIXILでは、2050年を見据えた環境ビジョン「Zero Carbon and Circular Living(CO2ゼロと循環型の暮らし)」を掲げ、その実現に向けた主要な領域の一つに「水の持続可能性の追求」を位置づけています。水まわりのリーディングカンパニーとして、事業プロセスにおける水の使用量削減に加え、浄水・節水技術や水の循環利用を可能とする製品・サービスを提供しています。

    水の持続可能性を追求する製品やソリューション
    LIXILでは、浄水技術や、節水型トイレ、シャワー、タッチレス水栓、スマートウォーターコントローラーなど、水の使用量を削減する製品・サービスを通じて、エンドユーザーの節水・省エネを支援しています。また、GROHEブランドでは、最近新しいリサイクルシャワーソリューションのコンセプトを発表し、同製品の市場投入に向けて開発を進めています。 

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    ナビッシュハンズフリー(エコセンサー付き)(INAX)

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    リサイクルシャワーソリューションのコンセプト (GROHE)

    水ストレスが高い地域における定期的なアセスメントと水リスクの軽減
    LIXILでは、水資源を有効に活用するため、水の循環利用を推進しており、全ての生産拠点における水リスク調査を継続的に実施しています。リスクが高いと判断された拠点では、それぞれの目標や計画に反映し、水循環システムの構築や排水管理システムの導入など、リスクを軽減するための対策を講じています。

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    トラスカラ工場(メキシコ)では、製品洗浄などで使われる工場排水を処理し、再利用する水循環システムを導入。漏水検査で発生する排水も、逆浸透(RO)膜2で処理し、年間50,000㎡(見込み)を製造工程で再利用。

    グローバルな課題に対応し、安全な衛生環境へのアクセス向上
    LIXILでは、「2025年までに1億人の衛生課題の解決」するという目標を掲げています。SATOブランドでは、優先取り組み分野である「グローバルな衛生課題の解決」に向けた活動を主導し、地域特性やニーズに合わせて、シンプルで革新的かつ手頃な価格の開発途上国向け衛生ソリューションを提供しています。

    さらに、LIXILではさまざまなパートナーとの連携を通じ、国や地域のニーズに合わせた製品の提供や開発も行っており、80%の家庭が公共下水道につながっていない米国アラバマ州ローンズ郡では、地域住民、大学や公的機関とともに啓発活動や実証実験を通じた衛生課題の解決に取り組んでいます。

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    SATOブランドでは開発途上国向け衛生ソリューションを提供

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    官民連携を通じて米国アラバマ州ローンズ郡の人びとの暮らしを改善

    CDP2022 Aリストに選定された企業一覧はこちらをご参照ください。
    https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores

    その他の社外評価についてはこちらよりご覧ください。
    https://www.lixil.com/jp/about/evaluation.html


    1: CDPは、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営する英国の慈善団体が管理するNGO(非政府組織)です。
    2000年に設立され、現在では130兆米ドル以上の資産を保有する680以上の投資家と協力して、CDPは、資本市場と企業調達を利用して、企業が環境への影響を明らかにし、温室効果ガスの排出削減、水資源の保護、森林の保護を行うよう動機付けを行っています。
    https://www.cdp.net/
    2: ろ過膜の一種であり、水は通すが、イオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜

    LIXILのサステナビリティに関する取り組みの詳細はウェブサイトをご覧ください。
    https://www.lixil.com/jp/sustainability/

     

     

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