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循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R100」が 第7回エコプロアワードで奨励賞を受賞

作成者: LIXIL|2024年09月04日

環境へのインパクト(良い影響)とリサイクル材の安定調達が高評価

株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、リサイクルアルミ使用比率100%の循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R100」(プレミアル アール100)が、このたび第7回エコプロアワードで奨励賞を受賞しました。
LIXILがエコプロアワードを受賞するのは初めてとなります。

エコプロアワードは、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰することにより、これらのさらなる開発・普及の促進を図り、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の実現に寄与することを目的に表彰するものです。

LIXILでは、環境ビジョン2050「Zero Carbon and Circular Living(CO₂ゼロと循環型の暮らし)」の実現に向けた重点領域の1つである「資源の循環利用を促進」において、2031年3月期までにリサイクルアルミの使用比率を100%にすることを目標に設定しています。新地金を使用せず、リサイクルアルミを使用することで、新地金を製錬する際のエネルギー消費を抑え、CO₂排出量を97%削減することが可能です。


この目標達成に大きく寄与するのが、25年以上に渡り築き上げたアルミのリサイクルにおける世界屈指の技術や知見、そしてリサイクル材の回収、解体、選別におけるビジネスパートナーとの関係性を駆使して開発された「PremiAL R100」です。 現在、PremiALは日本国内の3工場に加え、タイとベトナムの2工場でも生産しています。国内外の数多くのサプライヤーとともに、リサイクル材の調達ネットワークを構築したことにより、製品の量産化を可能としました。

今回、第7回エコプロアワード奨励賞を受賞にあたり「PremiAL R100」は、安定したリサイクル材の調達の実現、さらにCO₂排出量削減効果による環境へのインパクトが高く評価されました。

LIXILは今後も、PremiALシリーズをはじめとした循環型低炭素素材などを通じて、資源循環の推進や環境負荷低減を図り、持続的成長と社会へのインパクトの創出に取り組みます。

 

 

 

<参考資料>
■エコプロアワードについて
エコプロアワードは、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の実現に寄与することを目的とした表彰制度で、エコプロ展と一体的に実施しています。
2050年カーボンニュートラルの達成、サーキュラーエコノミー型経済への転換、DX化、ESG対応など、社会経済を取り巻く状況は大きく変化をしています。そこで、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰することで、これらのさらなる開発・普及の促進を図ることを目的として実施しています。
URL:https://sumpo.or.jp/seminar/awards/index.html

■「PremiAL R100」の特長
「PremiAL R100」は、原材料の100%にアルミリサイクル材を使用した循環型低炭素アルミ形材です。第三者検証の「SuMPO EPD(旧:エコリーフ)」  取得により、建設時に使用する建材の環境への影響を定量的に示すことを可能とし、低炭素建材を使用した建築物の環境価値の向上に貢献します。「PremiAL R100」1㎏あたりの原材料調達・輸送・製造までのCO₂排出量は2.9㎏で、新地金を100%使用したアルミ形材と比較すると、80%のCO₂排出削減に貢献します。PremiALシリーズには「PremiAL R100」のほかに、アルミリサイクル材使用比率70%の「PremiAL R70」もご用意しています。
 ※https://ecoleaf-label.jp/より引用

PremiALシリーズは、これまでさまざまな施設・店舗などに加え、建築業界以外にも採用いただいています。
大成建設グループ次世代技術研究所に循環型低炭素アルミ形材を国内初採用
アルミリサイクル材を使用した「PremiAL R70」をセブン‐イレブン店舗に日本初導入
コイズミ照明にて循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R70」を採用
住友林業社宅「みどりの社宅」に循環型低炭素アルミ形材 「PremiAL R100」を中大規模木造建築で初採用