”日本の水道水をよりおいしく、より便利に”
「日本の水道水をよりおいしく、より便利に」という想いで、株式会社LIXIL(以下、LIXIL)とサントリー食品インターナショナル株式会社(以下、サントリー食品)の美味開発技術のコラボレーションにより生まれたのが、水道水をミネラル in ウォーターに変えるミネラル浄水栓「Greentap(グリーンタップ)」。このGreentapのミネラル in ウォーターの試飲や、ミネラル in ウォーターを使った料理を試食できるメディア向け先行試食会を、2024年3月3日(月)に麻布台ヒルズカフェで開催しました。担当者の話とともに、当日の様子をレポートします。
※先行試食会の翌日4日から9日には、同カフェにて期間限定の「グリーンタップカフェby LIXIL〜ミネラルinウォーターで楽しむ春のカフェ〜」を一般向けにオープンしました。
「Greentap」とは
Greentapは、LIXILの浄水カートリッジでろ過した水道水に、サントリー食品が独自開発した植物ミネラルエキスをプラスしたもので、ご家庭の蛇口から雑味がなくまろやかで、冷たくおいしいミネラル in ウォーターを楽しんでいただけるキッチン用ミネラル浄水栓です。お好みで常温にすることもできます。
水道水と比べ、まろやかさ、飲みごたえがプラス。ペットボトルやウォーターサーバーのミネラルウォーターの購入や置き場の確保、飲み終わったボトルを片づける手間が省け、いつでもおいしい水を味わっていただけます。
キッチン下のキャビネット内に、必要なスペースがあれば設置可能というお手軽さも魅力です。(電源設置工事が必要なケースもあります)
専用の通路から出てくる、植物ミネラルエキスをプラスしたおいしい水
イベントでは、Greentapに携わったLIXIL Water Technology Japan 水栓事業部長 松尾謙吾が水栓の開発について、サントリー食品インターナショナル株式会社 ブランドマーケティング本部 ウォーターサービスG 部長が同社の開発した植物ミネラルエキスについてご紹介しました。
松尾曰く、水栓の開発に当たり、「水道水を浄化したのち、サントリー食品が開発したミネラルエキスをどう添加するのか。量やタイミングを考えることが肝の1つだった」とのこと。
また、一般的な浄水栓は水道水と浄水が同じ通路を流れるため、浄水が出てくるまで時間がかかる。Greentapは、ミネラル in ウォーターが専用の通路を流れる構造のため、すぐにおいしい水が出てくることもポイントです。
植物ミネラルエキスは、ヤシ殻活性炭の製造過程で従来は廃棄されていたミネラルを独自技術で抽出した、アップサイクルな製品。「この自然由来のエキスがミネラル in ウォーターの美味しさに繋がっています。」と鵜飼氏。
イベントでは、そんなGreentapのミネラル in ウォーターと浄水との飲み比べ、ミネラル in ウォーターを使った料理の試食、パスタの食べ比べ体験を企画。会場となった麻布台ヒルズカフェは、内装にグリーンをたくさんあしらうことで、植物(グリーン)+蛇口(タップ)の名前を持つGreentapらしさを演出。実際にGreentapを設置した展示台も用意し、蛇口から出る冷たいミネラル in ウォーターをどなたでも体験していただけるようにしました。

ミネラル in ウォーターを使った料理・ドリンクは、うまみ・香りが際立つのが特徴
まずは、ミネラル in ウォーターと浄水との飲み比べです。浄水(シールなし)、常温のミネラル in ウォーター(緑のシール)、冷たいミネラル inウォーター(青のシール)を、順番に味わい、その違いを体感いただきました。
水道水と比べ、筆者が特に感じたのはまろやかさ。ミネラル in ウォーターのほうにしっかりとした舌触り
を感じました。
水の違いをご体感いただいたあとは、フード・ドリンクの試食です。

こちらはすべて、料理に使われる水にミネラル in ウォーターを使用して作られたもの。パスタを茹でたり出汁を引く水、ミネストローネの野菜を煮出す水にミネラル in ウォーターを使っていることが調理のポイントです。同じく、ドリンクにもミネラル in ウォーターを使用しています。
いずれも、筆者が特に感じたのは「甘み」「香り」の強さです。特に春野菜のミネストローネには野菜の甘みがしっかりと感じました。また、ドリンクは香りが高く感じたのが印象的で、取材チームが味わったボタニカルローズモクテル、クラフトジンジャーエール、フレッシュハーブティー共に、ローズやジンジャー、ハーブの香りが口いっぱいに広がるようでした。Greentapを使うことで、炭酸の泡がきめ細かになるという違いも。リゾットやボンゴレ・ビアンコは、お米やパスタの食感がしっかりとしているように感じられました。
食後には、イベント期間中にSNSでハッシュタグ投稿で提供されるデザート「クレームダンジュ〜ライム香るウォーターゼリーと柑橘のグラニテ〜」の試食も。ミネラル in ウォーターに香り付けしたものを使って作られたというゼリーも、ドリンクと同様香りが引き立っていました。
体験の最後は、ミネラル in ウォーターを使って茹でたパスタと水道水を使って茹でたパスタとの食べ比べです。使われている昆布だしも、それぞれミネラル in ウォーターを使ったもの、水道水を使ったものと分けられていました。
ミネラル in ウォーターを使って茹でたものは、水道水を使って茹でたものと比べ、食感が異なります。よりもちもち感が強く、歯切れの良さを感じました。食べ比べてみると、試食会で提供されたボンゴレ・ビアンコの歯切れの良さが、ミネラル in ウォーター由来だったことがわかります。
また、昆布だしに関しては、ミネラル in ウォーターを使って作られたもののほうが濃く感じられました。Greentapのミネラル in ウォーターを使うことで変化を大きく感じられるものとして、みそ汁やコーヒーもおすすめとのこと。ミネラル in ウォーターで作ったみそ汁は、味噌の量を30%減らしてもよりおいしく感じられるため、減塩につなげられるメリットもあります。
生きていくために欠かせない水を、Greentapでもっとおいしく
今回、先行試食会でご提供したメニューは、3月4日から9日に麻布台ヒルズカフェで一般の方にもご提供しました。メニューは期間限定でしたが、麻布台ヒルズカフェにはGreentapが常設されており、会期終了後も、同店で提供される水はGreentapのミネラル in ウォーターです。麻布台ヒルズカフェにご来店の際には、ぜひミネラル in ウォーターを味わってみてください。
Greentapは大手家電量販店、LIXILのキッチンセット、eコマースに加えて、全国のリフォーム店・工務店などでのご購入が可能です。現在は家庭用としての販売がメインですが、今後は飲食店への導入も積極的に進めていく方針です。
成人男性で1日に必要な水の摂取量は1.2リットル。最近は「水は飲めない」という子どもたちが増えているというデータもあり、「おいしく飲める水」の必要性は高いといえるでしょう。Greentapは、今後も、カラダにもココロにもうれしい、新しい水の体験を提供してまいります。

Greentapの詳細は以下をご覧ください。
https://www.greentap.jp/
※この商品のミネラルとはナトリウムのことです。
LIXILでは、「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」というパーパス(存在意義)の達成に向け、常に新しいことにチャレンジしています。これまでの枠にとらわれない斬新な発想、そしてさまざまなバックグラウンドを持つ従業員の多様な視点や協業者とのコラボレーションから生まれる新たな価値-このようなことを大切にし、イノベーションを創発していくことで暮らしの未来を創造していきます。
LIXILは今後も、私たちの行動指針LIXIL Behaviorsの一つにある「実験し、学ぶ」企業文化を醸成し、“やってみよう”と仲間が背中を押してくれる環境を整えてまいります。
https://www.lixil.co.jp/corporate/innovation/