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    病院・介護施設向け入浴介助製品 泡シャワー「KINUAMI U」を販売開始

    病院・介護施設向け入浴介助製品 泡シャワー「KINUAMI U」を販売開始 サムネイル画像

    ~消火器などで使われる泡生成技術を応用し、介護現場での快適な洗身を実現~

    豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、取締役社長:貸谷伊知郎、以下 豊田通商)と、株式会社 LIXIL(本社:東京都江東区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO瀬戸 欣哉、以下 LIXIL)は、介助者の入浴介助作業負担を軽減し、被介助者の入浴時の快適さを向上させる泡シャワー「KINUAMI U」(絹浴み [結])を、全国の病院・介護施設向けに12月1日から受注開始します(納品は、2022年1月以降を予定)。本商品は、LIXILが子会社の株式会社NITTO CERA(ニットーセラ)と共に商品企画を行い、病院・介護施設への独占販売権を有している豊田通商が販売します。

     1.背景
    入浴介助は、介護作業の中でも、食事介助、排泄介助と並び、三大介助と呼ばれる基本的かつ負担の大きい作業です。その中でも入浴介助は、石鹸の泡立てや塗布、保温のためのお湯かけなど、工数が多く時間もかかることが課題であり、被介助者にとっては、浴室内での体温低下に伴う健康への影響や、洗身後の肌の乾燥などが問題でした。

     2.「KINUAMI U」について
    KINUAMI U」は、消火機器や消防車に使われている泡生成技術を応用し、専用ボディソープとお湯、そして多量の空気を混合することにより、シャワーヘッドから柔らかく温かい石鹸泡を放出する入浴介助製品です。全身に石鹸泡を素早く塗布することができ、優しくなでるだけで洗身できるため、介助者の作業負担を軽減し、洗いすぎによる肌の乾燥ダメージも軽減されます。また、柔らかく温かい泡シャワーによる洗身が、被介助者の入浴に対する満足感や、快適感の向上につながり、かつ体温低下による健康リスクへの影響も軽減できます。なお、泡シャワーと通常のお湯のシャワーへの切り替えは「KINUAMI U」本体にあるレバーで容易に可能です。     

    3.今後の展開
    KINUAMI U」は、20208月に初台リハビリテーション病院(東京都渋谷区)にて1か月間の試験運用が実施され、多数の介助者・被介助者から、入浴が快適になったという感想を得ました。今後は、全国の病院や介護施設に向けて販売を開始することで、より多くの方に、安心・安全な介助の現場を提供していきます。

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    泡シャワー「KINUAMI U」 手で泡立てた泡(左)と、「KINUAMI U」で生成した泡 (右、消火器などの泡生成技術を応用) の違い
     
    [48回 国際福祉機器展 (会期:20211110日~12) への出展について ]

    豊田通商のグループ会社である株式会社豊通オールライフと株式会社ジェイテクトの共同出展ブース(小間番号:B-802)にて、「KINUAMI U」を実機展示しますので、商品の特長などをご覧いただけます。なお、会場でのソープ泡の実演はございません。

     

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