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    パブリックトイレのメンテナンス業務をDX刷新する「LIXIL Toilet Cloud」にIoT衛生器具を追加し、スマートビルディングEXPO(東京展)に出展

    パブリックトイレのメンテナンス業務をDX刷新する「LIXIL Toilet Cloud」にIoT衛生器具を追加し、スマートビルディングEXPO(東京展)に出展 サムネイル画像

    株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、パブリックトイレのメンテナンス業務をDX刷新するIoTサービス「LIXIL Toilet Cloud」に、トイレのつまり検知ができる機能、機器設定の一括制御ができる機能などを搭載したIoT衛生器具を追加し、12月5日から7日まで東京ビッグサイトで開催されるスマートビルディングEXPO東京展(https://www.japan-build.jp/tokyo/ja-jp/visit/sbd.html)に出展いたします。

    ビルマネジメント業界は慢性的な人手不足の状況にあり、ビル・建物清掃員の有効求人倍率は近年高い水準で推移し、平成 29 年度には 2.95 倍に達しています。また、自社のヒアリング調査では、施設建物内清掃のうちトイレ清掃に割く時間の割合は4~7割を占めるという結果も出ており、パブリックトイレのメンテナンスは、施設管理者にとって大きな負荷がかかっています。(※ 厚生労働省より)

    そこで、LIXILは2022年3月より施設管理者が抱えるトイレのメンテナンスに関する困りごとを解決すべく、LIXILの自社開発AIがトイレの利用状況をモニタリングし、施設特性を踏まえた最適な清掃業務プロセスをリアルタイムで設計、指示するIoTサービス「LIXIL Toilet Cloud」を開発しました。

    このたび「LIXIL Toilet Cloud」では、快適で清潔なパブリックトイレのメンテナンス業務をより効率的に行っていただくために、大便器などのIoT衛生器具を設置していただくことで新たな機能を追加できるようになります。
    トイレのつまりを検知する機能では、便器内の水位の異常を検知し給水を停止するとともに、清掃員にアプリで通知します。それにより、清掃員はすぐに対処ができるとともに、トイレが利用できない時間を削減することができます。また機器の一括管理機能では、従来は季節が変わるごとに、施設清掃業者が1台1台手作業で変更していた温水温度・便座温度などの機器設定を、アプリを使って一括操作することができます。

    さらに大便器だけではなく、小便器・シャワートイレ・洗面にもIoTを搭載することで、AIによる清掃指示をより効率化できるほか、水石けんの残量をお知らせし、現場で1台ずつ残量チェックをするといった不要な確認作業を削減できます。

    また、「LIXIL Toilet Cloud」の新機能であるIoT衛生器具は、西日本旅客鉄道株式会社※にて2023 年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」に初導入されます。
    うめきた(大阪)地下駅:https://www.westjr.co.jp/railroad/project/project2/

    LIXILは「LIXIL Toilet Cloud」を通じて、トイレを選定・購入の過程だけではなく、その先の運用・保守業務までDX刷新することで、より快適で清潔なパブリック空間の実現に貢献します。

    ※西日本旅客鉄道株式会社
    JR西日本グループは安全で信頼される鉄道づくりをすすめるとともに、鉄道事業及びその強みを発揮できる分野でさまざまな事業を展開しています。北陸・近畿・中国・九州北部地域の2府16県に渡り、お客様にご利用頂いている鉄道ネットワークを支える鉄道運営をはじめ不動産、物販・飲食、ショッピングセンター、ホテルなどの多彩な事業を行い将来にわたって、お客様に安心・信頼される、価値あるサービスや商品を提供し続けることで、お客様の暮らしをサポートし、地域の発展に貢献しています。
    2023 年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」は、「JR 西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する「未来駅」として、『JR WEST LABO』の取組みを通じて、共創パートナーとともに新しい価値の創造に挑戦しています。

     

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