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    歌舞伎座の新開場10周年を記念し、新緞帳「朝明けの潮」を寄贈

    歌舞伎座の新開場10周年を記念し、新緞帳「朝明けの潮」を寄贈 サムネイル画像

    株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、松竹株式会社が運営する歌舞伎専用の劇場である歌舞伎座に、新開場10周年を記念して、緞帳「朝明けの潮」を寄贈いたしました。20230331_DonationOfDropCurtains01

    歌舞伎座は、明治22年の開場以来、歌舞伎の殿堂として約130年にわたり古典演劇を上演し続けており、まさに近代日本の演劇史そのものです。2013年隈研吾氏の手によって現在の姿にリニューアルされた第5期歌舞伎座は、後世への継承ならびに、銀座の街並みと調和し末永く東京の顔となれるような建物を目指し建てられました。
    その際に、和服で来られた方の使用にも配慮した観客用トイレとしてLIXILのトイレが採用されたほか、緞帳についても、安土桃山時代の夕顔と瓢箪図屏風の原画を元にした「夕顔図」を寄贈しました。

    このたび寄贈する緞帳は、東山魁夷作「朝明けの潮」を原画としています。「朝明けの潮」は、山口県の青海島の波と岩をモデルにしたといわれており、皇居 長和殿「波の間」にある縦約3.8メートル、横約14.3メートルの大壁画です。

    歌舞伎座にお越しになる際には、ぜひ緞帳にも注目してご覧ください。

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