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    令和6年度「知財功労賞」において「特許庁長官表彰」を受賞

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    株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、日本の知的財産権制度の発展・普及・啓発に貢献した個人及び知的財産権制度を積極的に活用した企業等を表彰する令和6年度「知財功労賞」において、「特許庁長官表彰(特許)」を受賞しました。LIXILが本表彰を受賞するのは今回が初めてとなります。

    LIXILの受賞ポイントは以下のとおりです。

    「管理屋から戦略屋へ」、知財部門をグローバル組織へ
    知的財産部門の組織を、5年間でグローバル組織へと強化させています。「長期にわたる事業優位性と高収益性を実現する競争力の維持」を目標とし、経営戦略に基づく事業戦略と知的財産戦略を融合。経営・事業・研究開発の各戦略を支援するIPランドスケープを年に40テーマ程度実施し、意思決定のエビデンス等に活用しました。
    LIXILの知的財産戦略:https://www.lixil.com/jp/investor/strategy/ip_index.html

    「LIXIL Inventor Award」で企業文化を醸成
    国内5社が統合してLIXILが誕生した2011年より「LIXIL Inventor Award」を開催。各事業部門から選出された発明を表彰しています。CEOら経営幹部が臨席する表彰式では、発明者と対面で意見交換などを行い、発明者を讃える文化を醸成しています。


    ● 独自の技術や知財を海外へ
    日本で開発したタッチレス水栓やシャワートイレ等の技術や知財を海外に移転して製品展開するなど、地域やブランドを超えた事業シナジーを積極的に発揮しました。


    また、開発途上国向けの簡易式トイレシステム「SATO」は、知財を現地パートナーにライセンス供与し、地域住民による経営を促進。バングラディシュで黒字化を達成するなど、自律的かつ持続可能な衛生環境の改善を実現しています。

    写真上:キッチン用タッチレス水栓「ナビッシュ」
    写真下:設置が容易で少量の水で洗浄が可能な「SATO」

    受賞に伴い、4月18日の「発明の日」に令和6年度 知財功労賞表彰式が開催され、LIXIL常務役員の迎 宇宙が、特許庁長官 濱野 幸一氏から表彰状を受領いたしました。

    ■受賞者コメント
    LIXIL常務役員  迎 宇宙
    この度は、知財功労賞 特許庁長官表彰を賜り、大変光栄に存じます。当社は、Purposeである「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」の実現に向けて、持続的に成長する企業となるための取り組みを続けています。知的財産戦略は、当社が長期にわたる事業優位性と高収益性を実現するために重要な基盤のひとつです。今後も経営戦略の実行を支援する知財戦略を通して、知的財産権制度を積極的に活用して参ります。LIXILは今後も、イノベーティブな技術と知財の開発に邁進し、長期的な成長基盤を確立することで、誰もが願う豊かで快適な住まいの実現に貢献してまいります。

      

    <参考資料>
    賞名:特許庁長官表彰  知財活用企業(特許) 

    ■知財功労賞とは
    経済産業省 特許庁では、毎年、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称しています。

    ※令和6年度知財功労賞については、下記URLよりご確認下さい。
    経済産業省ホームページ
    https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240411001/20240411001.html
    特許庁ホームページ
    https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/2024_tizai_kourou.html

     

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