SHARE

    生成AIにより、トイレ空間設計業務の効率化を目指す新コンセプト 「A-SPEC Plus」を「Autodesk University」で発表

    生成AIにより、トイレ空間設計業務の効率化を目指す新コンセプト 「A-SPEC Plus」を「Autodesk University」で発表 サムネイル画像
    NEW

    株式会社LIXIL(以下、LIXIL)は、2025年9月16日~18日(現地時間)まで米国テネシー州ナッシュビルで開催される世界的なカンファレンス「Autodesk University 2025」に、登壇します。

    「Autodesk University 2025」は、世界中の建築、エンジニアリング、建設、製造、メディア・エンターテインメント業界のプロフェッショナルが集い、最新の技術やトレンドを共有し、未来の「デザインと創造」について考えるカンファレンスです。業界をリードする専門家による講演や実践的なクラス、先進事例の紹介、ネットワーキングの機会などが提供され、参加者は「デザインと創造」に関する活用方法や業務効率化・価値創出につながるヒントを深く学ぶことができます。
    LIXILからは、LIXIL Water Technology Japanの濱田美希と、デジタル部門の一岡依子が登壇し、「AI主導のプロセスでリードタイムを最大60%短縮: 革新的なワークフローで快適なトイレ空間設計」というテーマで生成AIによりトイレ空間設計業務のさらなる効率化を目指す新コンセプト「A-SPEC Plus」について講演を行います。
    LIXILは、パブリックトイレ空間の設計者が抱える課題に対し、自動設計サービス「A-SPEC」と空間提案サービス「A-SPEC Pro」を提供しています。これらのサービスは、トイレの混雑状況や利用者の動線、さらには複雑な設計ルールやガイドラインなどを考慮し、物件毎に最適な空間設計を導き出すことで、設計者の業務をサポートしています。
    今回講演を行う「A-SPEC Plus」は、プロユーザーが設計をする際に、設計工程の上流における検討事項をAIにより自動生成することで、トイレ設計の品質向上とプロセス全体の効率化を実現します。詳細については、登壇内容をご覧ください。※登壇の内容の録画(英語のみ)は、公開次第A-SPECウェブページやA-SPEC noteなどでお知らせいたします。
    LIXILは今後も、設計者の皆様が抱えるパブリックトイレの多様な課題に寄り添い続けます。「混まない・並ばない」といった利用者への配慮、必要寸法の確保など、最適な空間設計を迅速にご提案し、より良いトイレ空間の実現を支援します。



    <参考資料>
    ■Autodesk University 2025について
    ・主催 Autodesk,Inc.(本社:米国カリフォルニア州、代表取締役社長兼CEO:Andrew Anagnost)
    ・概要
    Autodesk University(AU)とは、米国Autodesk社が主催する年次カンファレンスで、世界中から毎年1万人以上の建築、エンジニアリング、建設、製造、メディア・エンターテインメント業界のプロフェッショナルが集い、最新の技術やトレンドを共有し、未来の「デザインと創造(Design & Make)」を探求する場です。AUでは、業界をリードする専門家による講演や実践的なクラス、先進事例の紹介、ネットワーキングの機会などが提供され、参加者は「デザインと創造」に向けた具体的な取り組みや、業務効率化・価値創出につながるヒントを学ぶことができます。

    ・開催期間 2025年9月16日~9月18日(米国中部時間)
    ・HP:https://www.autodesk.com/autodesk-university/ja

    ■LIXIL発表内容について
    ・タイトル
    「Reduce up to 60% Lead Time by AI-Driven Process: Comfortable Restroom Design with Innovative Workflows」
    (AI主導のプロセスでリードタイムを最大60%短縮:革新的なワークフローによる快適なトイレ空間設計)
    ・発表概要
    建築業界全体の課題である「手戻り」と「データ連携」に着目し、設計プロセス自体へのアプローチした、新しいソリューション「A-SPEC Plus」と、「A-SPEC Plus」の効果を最大化させるAIの開発に挑戦しました。ユーザーは「住所」を入力するだけで、その土地に最適なトイレ空間を含む建物プランを手に入れることができます。従来のA-SPECではトイレ設計が中心でしたが、A-SPEC Plusは建物全体を考慮することで、トイレ空間設計の解像度を上げます。
    ・登壇者
    LIXIL Water Technology Japan 営業本部 セールス&マーケティング部 濱田美希
    デジタル部門 Japan SoE DevOps. 一岡依子
    ・発表日時 9月17日(水) 15:00~16:00※現地時間 日本時間は9月18日(木)5:00~6:00です。
    ※登壇内容の録画(英語のみ)は、公開次第A-SPECウェブページやA-SPEC noteなどでお知らせいたします。

    ■担当者コメント
    2020年に発足したA-SPECプロジェクトは、2021年のAutodesk Universityで初めて発表しました。発表を通じて寄せられた国内外の様々な意見・反応は、その後のA-SPECの方向性の検討に大きく影響しました。AU2025を、異なる視点による評価を通じて新コンセプト「A-SPEC Plus」を前進させる重要な節目と位置づけています。

    ■A-SPEC概要
    ・「A-SPECプロジェクト」
    LIXIL、AMDlab、髙木秀太事務所の3社共同プロジェクトです。悩みや課題の多いトイレ計画のシーンを、コンピュテーショナルデザインでサポートすることを目指し活動しています。

    ・「A-SPEC」
    パブリックトイレ空間を自動設計するクラウドサービスです。
    会員登録により無料で利用可能。また、2025年10月に機能追加・デザインリニューアルを予定しています。
    ※HP:https://a-spec.lixil.com
    ※情報発信・活用情報:https://note.com/aspec_note/

    ・「A-SPEC Pro」
    A-SPECのテクノロジーを活用した、プロ向けのトイレ計画サポートサービスです。
    ※サービス概要:https://newsroom.lixil.com/ja/2024100102
    ※活用事例:https://note.com/aspec_note/n/n98911f460a78


    SHARE

    関連記事