新組織「LHT Global」のもと海外展開を強化し、需要拡大に対応
株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、インド南部ハイデラバードに新たなサッシ生産拠点を新設し、生産体制を大幅に拡充します。新拠点の敷地面積は約46,000平方メートルで2028年の操業開始を予定しています。インド政府が国内製造業の振興に向けて推進する「Make in India」政策に沿って現地での生産能力を大幅に強化するとともに、需要の変化に機動的に対応できる地産地消型のサプライチェーンを構築します。インド北部ハリヤナ州工業団地・IMTマネサールにある既存のサッシ工場との相互補完により、拡大する加工済みアルミサッシやスライディングドア用形材の現地需要に迅速に対応するとともに、新拠点の開設を通じてインド全域をカバーし、アジア地域において戦略的に重要な位置づけを担います。
LIXIL CEO兼社長の瀬戸欣哉は次のようにコメントしています。
「インドは、LIXILのハウジング事業がグローバル展開を推進する上で、成長を牽引する極めて重要な市場です。当社の先進技術と、多彩な製品群という強みを生かしながら、現地に密着した強固な推進体制を構築していくことで、アジアにとどまらずグローバルでの成長を加速させ、『世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現』というパーパスの実現に向けて邁進してまいります」
(左)LIXIL CEO社長兼CEO 瀬戸欣哉(写真右)、LHTインドのリーダー Hardeep Singh
(右)執行役専務 吉田聡(LHT担当、中央)、インド地域のリーダー陣
また、LIXILでは、重点市場におけるハウジング事業のグローバル展開をさらに戦略的に進め、成長スピードを加速させていくために、グローバル事業の統括組織「LHT Global」を10月に新設しました。本組織は、LIXIL Housing Technology(LHT)担当の執行役専務、吉田聡が直接指揮を執ります。
LHTは、業界のリーダーとして日本で積み重ねてきた実績に基づく知見に加え、アジア市場で先行してハウジング事業の基盤を構築してきました。新組織のもと、TOSTEMブランドを通じて提供する高性能窓やドア製品とともに、循環型素材の「PremiAL」や「revia」など、多彩な製品ポートフォリオを、北米、オーストラリア、中東をはじめとする海外市場において拡大させていきます。
新たなグローバル組織のもと、インド市場においては、TOSTEMブランドを軸にLIXILが独自に展開する施工・供給モデルの「Windows in the Box」の推進に注力していきます。これは、高品質な加工済みのサッシを梱包し、施工現場へ直接配送することで、現地業者による加工工程を省きつつ、日本品質を確実に担保する手法です。今後はハウジング事業の中核であるTOSTEMブランドのサッシ事業の拡大に加えて、現地で高まる低炭素および省エネ建材への需要に対応するべく、循環型素材ソリューションの展開も段階的に進めていく予定です。