需要が高まるマンション窓の断熱リフォームへの対応を強化
株式会社 LIXIL(以下 LIXIL)は、業界最高クラス※1の断熱性と耐風圧性を両立し、高層階まで対応可能なマンション用カバーサッシ「PRESEA(プレセア)-H・RF 」引違い窓を、2023年5月1日(月)より全国で発売します。
現在、日本の分譲マンションストック総数は約685.9万戸、そのうちこれから改修需要が見込まれる築30年以上のマンションは約249.1万戸あり、今後もその数は増えていくと予想されています。(2021年末時点)※2加えて、日本が掲げる2030年度に温室効果ガス46%削減(2013年度比)目標に向けて、国は省エネ効果の高い断熱窓に改修費用を補助する「先進的窓リノベ事業」を行っており、2000年頃までに建設された単板ガラス窓を使ったマンションを改修の対象としています。今後、窓リフォームの需要が増加すると見込まれていることから、高層階マンション用カバーサッシ「PRESEA-H・RF 」引違い窓を開発しました。
「PRESEA-H・RF 」引違い窓は、室外を強度と耐久性に優れたアルミ、室内を断熱性に優れた樹脂とするハイブリッド構造で、業界最高クラスの耐風圧性と断熱性を実現しています。
また、フレームをスリム化することで、熱を通しにくいガラスの面積を大きくし断熱性の向上を図るとともに、意匠性と眺望性も兼備しています。
施工は、内装仕上げや外壁に手を加えず、既存のサッシ枠をそのまま利用して取り付ける “カバー工法”で、大がかりな工事が不要です。家に居ながらにして1窓あたり1時間程度の短時間施工で簡単にリフォームができます。
LIXIL は今後も、さまざまな商品やサービスを通じて、誰もが願う豊かで快適な住まいの実現に貢献していきます。
※1 ビル改装サッシ業界におけるハイブリッド構造の窓においてトップクラス。 自社調べ(2023年3月時点。国内サッシメーカービルサッシ引違い窓比較において)
※2国土交通省「マンションに関する統計・データ」出典
<参考資料>
■「PRESEA-H・RF」商品特長
1. アルミと樹脂のハイブリッド構造で強度と断熱性を両立
窓の室外を強度と耐久性に優れたアルミ、室内を断熱性に優れた樹脂を使ったハイブリッド構造で、業界最高グレードの強度(耐風圧性S-6※3)と断熱性(熱貫流率2.33W/(㎡・K)以下※4)を実現しています。
※3 風圧性S-6とは目安として20階建相当の建物まで対応可能
※4 ガラス中央部の熱貫流率1.4 W/(㎡・K)以下を使用した場合(参考ガラス構成:FL6+Ar11+Low-E5)
2.フレームをスリム化し、断熱性と意匠性を兼備
熱を通しやすいフレームをスリム化し、熱を通しにくいガラスの面積を大きくすることで断熱性の向上を図るとともに、意匠性や眺望性も兼備しています。
3.コーディネートの幅を広げるフレームカラー展開
コーディネートの幅を広げられる内観3色、外観4色のフレームカラーを用意しました。フレームカラーは、内装や外観に合わせて、自由に組み合わせることができます。
4.ベアリング戸車の採用で、軽快な操作性を追求
複層ガラスの普及やサッシの大型化により、障子の開閉が重くなるケースが増えています。大径化せず、小径のベアリング戸車を採用。スリムなフレームのまま、従来品(「PRO-SE・RF」)よりも開閉力の低減を実現させています。
5.短時間で施工できるリフォームに最適なカバー工法
施工は、既存のサッシ枠をそのまま利用して取り付ける “カバー工法”で、大がかりな工事が不要です。住人は居ながらにして1窓あたり1時間程度の短時間施工で新築のような窓に生まれ変わります。
■発売地域:全国(離島除く)
■発売日:2023年5月1日