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    パブリックトイレ空間を自動設計するクラウドサービス「A-SPEC」 CEATEC AWARD コ・クリエイション部門 準グランプリを受賞

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    デジタル技術を活かして課題解決できる点が評価

    株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、パブリックトイレ空間を自動設計するクラウドサービス「A-SPEC」でCEATEC AWARD2023 コ・クリエイション部門 準グランプリを受賞しました。
    URL: https://www.ceatec.com/award/index.html

    LIXILは、全社においてDX戦略を推進し、急速に変化する事業環境や社会からのニーズに迅速に対応すべく、デジタル技術を活用した販売モデル・新市場の開拓など、イノベーションの創出による長期的な成長機会の確立に取り組んでいます。

    その取り組みの一つとして、パブリックトイレ空間をクラウド上で自動設計するサービス「A-SPEC」を提供してきました。「A-SPEC」は、LIXIL独自開発の自動設計AIプログラムが様々なシミュレーションをおこない、数万件のアイデアからより良いプランを提案する無償の建築設計補助サービスです。

    そしてこの度、Society5.0の総合展示会「CEATEC2023」にて、イノベーション性が高く優れていると評価された作品に授与される「CEATEC AWARD 2023」の「コ・クリエイション(共創)部門」準グランプリを受賞しました。「コ・クリエイション(共創)部門」は、多様な産業・業種の企業がパートナーを組んでSociety 5.0の実現に向け共創する案件を対象とした部門です。

    「A-SPEC」の、設計業務において多様化するニーズに対して手作業の工程が多く、人手不足が加速し属人化することでノウハウがブラックボックス化してしまう弊害に対し、デジタル技術を活かして課題解決できる点が評価されました。また、独自のAI ロジックによりスコアリングシステム、人流予測による混雑予想なども行え、より良い設計、空間を選ぶというような業務変革となることが見込まれます。設計のシミュレーションだけでなく発注なども含めた業務全体に広げることで、業界の活性化、2024年問題対応などの一助となるといった可能性も評価され受賞につながりました。

    LIXILは、これからもDX戦略を推進し、急速に変化する事業環境や社会からのニーズに迅速に対応していきます。



    <参考情報>
    ■「CEATEC AWARD 2023」
    CEATEC AWARDは、日本中、世界中の最先端テクノロジーが集まるCEATECにおいて、特にイノベーション性が高く優れていると評価された作品に授与されます。優れた技術を世に出すことで、新たな価値と市場の創造・発展に貢献し、産業を活性化させるために生み出され、関係学会やメディア、省庁などが厳正なる審査を行う、権威ある賞です。

    CEATEC AWARD 2023ホームページ:https://www.ceatec.com/award/index.html

    ■A-SPECコンセプト
    A-SPECは、より良いトイレ空間の設計・検討をサポートします。パブリックトイレを計画する際に、設計者を悩ます多くの問題を利用者の目線で考えます。指定した空間と器具に対して、LIXILのノウハウや提案経験を活かした独自のAIプログラムが様々なシミュレーションを行い、自動設計した数万件のアイデアからより良いプランをご提案します。
    お選びいただいたプランは、様々なデータ形式に変換され、その後の設計業務を効率的に進めていただくことができます。マルチデバイスに対応し、いつでも、どこでも、だれでも、かんたんに、無料でご利用いただけます。
    また、「A-SPEC」は、お陰様で一般無料公開から3周年を迎えました。節目を記念して、A-SPECプロジェクトメンバーよりメッセージムービーをお届けいたします。
    メッセージムービー:https://x.lixil.com/watch/6339314135112
    ASPEC ホームページ : https://a-spec.lixil.com

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