株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、経済産業省ならびに日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人」に8年連続で認定され、さらに大規模法人部門の上位500社に与えられる「ホワイト500」にも2年連続で選定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。「ホワイト 500」は、健康経営優良法人に認定された法人のうち上位 500 法人が取得できます。
LIXILでは、従業員一人ひとりが心身ともに健康であるウェルビーイングの実現が、活気ある職場づくりを実現し、企業価値の向上につながると考え、従業員の健康維持・増進を重要課題の一つに位置付けています。こうした考え方に基づき、CEOによる「健康経営宣言」のもと、さまざまな環境の変化の中でも、従業員が生き生きと健康で活躍できる環境づくりへの取り組みを推進しています。
健康経営を推進するために、日本国内の複数の拠点に精神科の産業医・保健師を配置し、より専門的に対応できるよう体制を強化しているほか、全従業員を対象に健康経営の方針やメンタルヘルス維持や疾病の予防、生活習慣改善に向けた具体的なアクションを学ぶ総合的なeラーニングプログラムを実施しています。LIXIL健康保険組合による「健康ウォーク」、「健康づくりキャンペーン」の提供では、参加者同士が励まし合い、楽しみながら健康増進できるプログラムも定期的に開催しています。また、女性特有の健康課題に対する取り組みとして、社内に専用相談窓口を設置し、更年期症状改善のための通院も「セルフケア休暇」の取得を認めるなど支援体制や制度の拡充を図りました。さらに、健康診断結果により医療機関への受診が必要と判定された従業員への保健師による個別アプローチや、「セルフケア休暇」の利用事由に健康診断結果に対しての再検査受診のための通院も追加するなど健康診断受診後の支援を強化しました。
LIXILは、健康経営の推進を通じて、環境の変化に迅速に対応できるより強い組織を構築し、これからも世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現に貢献してまいります。