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    脱炭素社会の実現に向け、福岡県宗像市とLIXILが提携 「PVロールスクリーンシステム」の実証を開始

    脱炭素社会の実現に向け、福岡県宗像市とLIXILが提携 「PVロールスクリーンシステム」の実証を開始 サムネイル画像

     (左からLIXIL 常務役員 田口和敏 、伊豆美沙子 宗像市長)

    市内3か所の施設(宗像市役所、東郷地区コミュニティ・センター、城山中学校)において実証開始。”災害時のレジリエンス強化”や”省エネ”における効果に期待

    株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、脱炭素社会の実現に向け、福岡県宗像市と協定を結び、「PV(太陽光発電)ロールスクリーンシステム」の実証を開始します。また、24年3月29日には、設置先の一つである城山中学校において実証に関する連携協定の調印式を開催しました。

    「PV(太陽光発電)ロールスクリーンシステム」は、脱炭素に貢献できる技術の一つとして、LIXILが2022年に開発した既築ビルの窓まわりへ屋内から容易に後付け設置できる太陽光発電ブラインドです。夏場の日差しを遮る遮光性や、冬場の窓からの冷気の遮断する断熱性などの通常のロールスクリーンとしての機能に加え、発電や蓄電機能及び電力取出機能(USB-C PD 対応, DCジャック)を兼ね備えており、災害時のレジリエンス強化や省エネに効果が期待される製品です。

    そしてこの度、福岡県宗像市と提携し、災害時の避難場所として指定されている、宗像市役所、東郷地区コミュニティ・センター、城山中学校へPVロールスクリーンを設置し、実証を行います。災害時の電力源としてのレジリエンス強化を確認するほか、日常においても遮光性や断熱性能など通常のロールスクリーンの使い方に加え、PCやスマホ、学習用タブレットなどの電力源として利用し、省エネ効果を確認することが実験の目的です。また、省エネ効果の期待できるPVロールスクリーンを城山中学校の生徒を始めとした市民に体感してもらうことで「脱炭素社会の実現」について考えるきっかけにして欲しいという想いもこの実験に込められています。

    MunakataCityand LIXIL_KV02(城山中設置のPVロールスクリーン)

    LIIXLは今後、「省エネ」に加え、「創エネ」の技術を有する革新的なPVロールスクリーンの普及を促進させ、脱炭素社会の実現や災害時のレジリエンス強化へ貢献し、豊かで快適な住まいの実現、ひいては社会全体がより豊かになるよう貢献してまいります。

     

    <参考資料>
    ■「PVロールスクリーンシステム」特長
    「PVロールスクリーンシステム」は、発電や蓄電機能及び電力取出機能(USB-C PD 対応, DCジャック)などを兼ね備えているほか、施工性やメンテナンス性、視界の自由度とプライバシーへの配慮の両立、デザイン性にもこだわっています。また、夏場は独自構造採用により、日差しを完全に遮ることで眩しさや暑さを軽減し、冬場は断熱性などの熱的性能の向上を付与することで窓まわり全体の価値向上を実現しています。日常使いのほか、災害時のレジリエンス強化にも繋がります。

    MunakataCityand LIXIL_KV03

    参考:2022年7月プレスリリース 
    既築ビルにおける脱炭素化への貢献とBCP対応に寄与する 「太陽光発電ロールスクリーンシステム」を開発し、実証実験開始


    本件は宗像市役所のプレスリリースでも配信をしております。
    宗像市役所プレスリリース:WEB

     

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