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    LIXIL、さらなる成長とインパクト創出に向けた役員人事を発表

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    株式会社 LIXIL(以下 LIXIL)は本日、当社の変革を支える戦略推進を強化するため、2026年4月1日付の役員体制の変更を発表しました。LIXILの取締役会は、執行役として新たに2つの役職を設置し、金澤祐悟を代表執行役副社長 Chief Operating Officer(COO)に、またErin McCuskerを執行役専務 Chief Impact Officerに任命することを承認しました。

    この変更は、代表執行役専務 Chief People Officerを務めてきたJin Montesanoが、今年度末をもって、執行役から退任するという決定を受けたものです。Montesanoは、6月に開催予定の定時株主総会の終結までは取締役の職に留まりますが、退任後は顧問に就任し、当社の成長に引き続き貢献する予定です。

    社長兼CEOの瀬戸欣哉は次のようにコメントしています。

    「LIXILの経営陣および取締役会を代表して、Jin Montesanoの多大なる貢献に感謝の意を表します。Montesanoは、LIXILにおける変革を推進する上で大きな役割を果たしてきました。SATO事業の強化、LIXILのPurpose(存在意義)やBehaviorsの浸透、インパクト戦略やダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進など、彼女が主導した戦略的な取り組みの多くが、LIXILを支える基盤となっています。

    本日発表した体制変更は、LIXILが重要な転換期を迎える中で行われます。AIの進化や働き方の変革など、事業環境の劇的な変化は、LIXILの全事業に影響を及ぼしています。『世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現』という当社のPurposeを追及する上で、私たちは、変革をさらに加速させ、デジタルの活用を推し進め、社会に対してポジティブなインパクトを生み出していく必要があります。従業員が能力を最大限に発揮できる環境を整え、環境と社会に貢献するイノベーションを実現するための優先分野への投資を、引き続き積極的に行っていきます」

    LIXILは、コロナ禍における世界的なサプライチェーンの混乱、インフレ-ションやマクロ経済の諸課題といった難局を乗り越え、安定した成長軌道への回帰を実現しました。新しい成長フェーズへと移行する中で、今回設置されたCOOの役割は、戦略的ビジョンを確実に実行に移し、変革を力強く推進していくことです。

    COOに就任する金澤は、Digital部門に加え、その他の職責と共に、新たにHR部門を統括します。これらの部門は、長期的な経営の方向性である「LIXIL Playbook」や中期の道筋に基づき当社の戦略を実現していく上で、重要な役割を担っています。COOが両部門を指揮することで、業務プロセスの再構築や従業員体験のさらなる向上に加え、イノベーションと意思決定の加速が可能になります。

    また、McCuskerの執行役への選任と職責の拡大は、当社が推進するインパクト戦略の多岐に渡る側面を強化・統合していくことにつながります。LIXILは、社会と環境にポジティブな影響を生み出し、これを事業における重要な差別化要因として確立することを目指しています。執行役レベルで新たな役職を設定したことで、こうした取り組みを一層強力に全社で推し進めることが可能となります。

    適宜開示資料はこちらからご覧ください。

     

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